過去・現在・未来――。
普段あたりまえに考えているこれらは、実は人間の認識がつくった「概念」にすぎません。
時間の流れは「今」の連続です。
積み重なった「今」が過去になり、これから積み重ねる「今」が未来になります。
つまり、未来をつくるのは“今日の決断”だけなのです。
「今日決める」だけで未来は動く
経営者や中間管理職の皆さん。
作られた社風に流されて、決断を先送りしていませんか?
それは実は「決断しない」という決断を繰り返しているだけです。
そして翌日になっても状況は変わっていない…。
もし変化があったとしても、それは外部要因によるもので、自分の意思で未来をつくったわけではありません。
未来を自分でつくるためには、「今日決める」ことが唯一の手段なのです。
先送りが生む弊害
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決断を先送りすると、現場の仕事が滞る
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進んでいるように見えても、実は優秀な社員が勝手に決めて動いているだけ
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その状況をつくっている経営者・管理職は“存在意義を失っている”といえます
だからこそ、「今日決める」覚悟が必要です。
もし「今日決めない」のであれば、情報が不足しているのかもしれません。
その場合は「決断するために何が必要か」を明示し、部下に動いてもらうことが重要です。
特に効果的な場面
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打合せの場でその場で決める → 社員のやる気が大きく変わる
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経営計画の修正 → 「後で考える」ではなく「今日決めて、走りながら直す」
未来を変えるのは、あなたの今日の決断だけです。
どうか「先送り」ではなく「今日決める」ことを、経営習慣にしてください。
本日もありがとうございました。