私はサラリーマン時代に製造業と関わっていたので、記事は製造業ネタが多めですが、今日は 小売店のマーケティング(体験型) について書いてみます。
小売といえば高級志向の「カルディコーヒー」や「成城石井」が思い浮かびますが、今回はそうした大手ブランドではなく、個人商店の小売りに焦点を当てます。
◆ケース:山中湖畔の雑貨店
例として、山梨県・山中湖畔にある個人雑貨店を想定します。
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創業10年ほど
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店主は学生時代に訪れたスウェーデンに惚れ込み、北欧雑貨を中心にヨーロッパの小物を輸入販売
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コロナ禍で観光客が激減 → 最近インバウンド需要は回復傾向だが、まだ厳しい
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既にポイントカード制を導入しているが、顧客情報を活かせていない
さて、このお店にどんな施策が有効でしょうか?
◆私ならすぐにやる施策
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ポイントカードで得た顧客情報を活用し、DMを送付
誕生日月に来店すると「非売品の小物」をプレゼントする旨を告知。 -
インバウンド顧客向けにもDMを送付
同様に「日本独自の非売品小物(シリーズもの)」を準備。 -
誕生日来店者に小物を渡し、写真撮影を実施
サプライズ体験を提供。 -
SNSで誕生日特典を発信
顧客の許可を得て、写真や体験を公式SNSにアップ。 -
創業日イベントを開催
国内・インバウンド両方に記念品を配布し来店を促進。 -
イベントの様子をSNSで共有
「体験」を可視化して口コミを広げる。
◆効果とまとめ
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誕生日や創業日という「特別な日」を活用することで、リピート客を囲い込み
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SNS発信により、口コミ・拡散による新規顧客獲得
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顧客に「感動体験」「サプライズ体験」「共感体験」を提供できる
結果的に、営業活動をしなくても自然と事業拡大の軌道に乗れるはずです。
顧客と良好な関係を築き、体験型マーケティングで成長を加速させましょう!
本日もお読みいただき、ありがとうございました😊