「資金繰りの不安で夜も眠れない…」
「従業員の人間関係がギクシャクしていて毎日が憂鬱…」
「また役員報酬を減らさないといけないのか…」

経営者なら一度は抱える“あるあるの悩み”ですよね。
そして、その悩みに振り回されながら問題処理だけで1日が終わり、気づけば金曜日。週末もどこか浮かない気分のまま、また月曜日を迎えてしまう…。そんな毎日を送っている社長さんは少なくありません。

実際に、こうした悩みを理由に私へ相談してくる経営者の方も多いのですが、ここに大きな落とし穴があります。
スポット的な問題解決は確かに可能ですが、解決してもすぐに新しい問題が降りかかってくる。結果、コンサルタントに頼んでも「その場しのぎ」に終わってしまい、信頼を失うケースが多いんです。

◆私がまず投げかける質問

例えば「資金繰りが大変です」と相談された場合。
私は必ずこう聞きます。

「毎月、いくらキャッシュが残れば安心できますか?」

すると多くの社長は「え?具体的な金額は決めていない」と答えます。
では、ゴールを決めていないのに、何に向かって問題を解決しているのでしょうか?

ここで社長は黙るか、時には怒り出す方もいます。
反論できないからこそ、プライドが刺激されるんですね。
でも、社長とコンサルタントに上下関係なんてありません。大事なのは「この会社をどうしたいのか」を具体的に決めることなんです。

◆目標を決めるだけで行動が変わる

企業経営で本当に必要なのは、社長が会社の理想像を具体的に決めて、それを言葉にすることです。
さらに、その言葉を従業員に伝える。

すると不思議なことに、社長も従業員も「問題を解決する」発想から「そもそも問題が起きない方法を考える」発想に変わっていきます。

つまり、根本的な改善が始まるんです。

まずはシンプルでいいので、会社をどうしたいのか、目標を言葉にしてみましょう


そこから、会社は確実に変わっていきます。


本日もありがとうございました😊