中間管理職の皆さん、若手に気を遣いすぎていませんか?
「最近は若手と飲みに行けないなぁ」と嘆いたりしていませんか?
確かに、武勇伝ばかり語られたら若手も行きたくなくなるかもしれませんね。わ、私も昔はつい武勇伝を語っていたことがありました…💦

 

さて、本日のテーマは「若手の人材育成」です。

私は「人材は育成できない。育つのは環境次第」という信条を持っています。ですが一般的には「人材育成」という言葉が使われるので、便宜上この言葉を使いますね。

 

最近の大手企業でも、若手に対して“腫れ物に触るような対応”をして、責任ある仕事を任せない風潮が広がっていると報じられています。私が勤めていた会社も例外ではありません。

しかしこの姿勢は、企業の体力と将来性を大きく削ってしまいます。
本来、若手には責任感を持たせ、ある程度仕事を任せることが欠かせません。

実際、働き方改革で残業なし・休暇が取りやすい環境になっても、若手社員の離職率は下がっていないそうです。その理由は「将来性」。

 

 


スキルアップにつながらないと判断すれば、迷わず辞めてしまう傾向があるのです。

知り合いの企業でも、今年入社した新入社員(女性数名)が「仕事が暇すぎて、毎日やることがない」と不満を漏らし、すでに辞めたいと言っているそうです。

 

人材育成の基本はやはり「経験を積ませ、仕事にやりがいを持たせること」。
もちろん、パワハラや長時間残業が当たり前の環境は改善が必要です。ですが“経験のための残業”であれば、しっかり任せていくことも検討すべきだと思います。

若手を甘やかすのではなく、挑戦できる環境を用意する。
これこそが、企業が生き残るために必要な「人材育成」ではないでしょうか。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。