最近、石破首相降ろしの議論がトーンダウンしていますね。
一時は「選挙大敗の責任を取って辞任すべきだ!歴代総裁はそうしてきた!」と声を荒げていた議員たちも、今はすっかり声が小さくなっています。これは「石破首相に選挙の責任を押し付けるのはおかしい、続投すべきだ」という世論が一定数あり、議員たちがその空気に迎合し始めている証拠でしょう。

 

政治は「数の力」がものを言いますが、ネット社会ではちょっとしたことで世論が傾き、それがブーメランのように政治家に降りかかるケースも増えています。世論に流されやすい政治家が多いのも事実です。しかし、世論が常に正しいとは限りません。第二次世界大戦中の日本でも、戦勝の虚偽情報に踊らされ、戦争をあおる世論が形成されていったことを忘れてはいけません。

さて今回は、世論の話ではなく「政治家って本当に腹黒い人が多いな」と思った実体験を少し。

 

1つ目は、サラリーマン時代に関わった某関東の県議の話。県民に対しては低姿勢でも、商社の人間や県庁職員にはまるで別人。特に県庁職員(○○省からの出向キャリア組)に対しては横柄そのもので、言うことを聞かないと「○○省の○○部長に電話して左遷させる」といった脅しを目の前で平然とやっていました。こういう人が県議にいる県には住みたくないと心底思ったものです。

 

2つ目は、中京地区の元県知事(もう15年以上前ですが)の話。その人は態度が悪く、人に挨拶もしない。そんな姿を見て「まともな政治家は本当にいないのか」と嘆いていました。

 

現在でも「まともな政治家は少ない」と感じるのは私だけでしょうか?
自民党は党内の争いにばかり時間を使っていますが、世論はそれを見透かし、冷静な評価をしています。その中で、自身の軸をしっかり持って対応している石破首相には、ぜひ任期を全うしてほしいと強く思います。

もちろん「政治家は全員ダメ」という極論を言うつもりはありません。国会答弁を聞いていると、熱意を持って国のために発言している政治家も確かに存在します。そういう人がもっと表舞台に出てくる仕組みを作るのは、結局のところ我々国民が「世論」で後押しするしかないのでしょう。

 

少々愚痴っぽくなりましたが、本日もありがとうございました。

ちなみに上の画像は石破さんそっくりのAI生成画像です。雰囲気似てますよね、特に石破さんとは指定せずに政治家の画像が有料サイトで良いのがなかったので作成してもらいました。