経産省の支援方針が、ここ最近は中小企業から中堅企業支援へとシフトしてきたように感じます。
私は以前から記事で「中小企業は脱皮して中堅企業を目指すべき」と繰り返しお伝えしてきましたので、この動きは大歓迎です。

たとえば、現在の経産省は**「売上100億円を目指す企業」**に対して、補助金やネットワークなど多面的な支援を用意しています。

 

支援施策例

 

 

最近特に感じるのは、財務省から批判を受けながらも中小企業支援を続けてきた経産省が、アフターコロナで回復できない企業には見切りをつけ始めているということです。

補助金の申請は電子化が進み、ITリテラシーの低い経営者は申請自体が困難になっています。さらに、コンサルタントによる代行申請は原則禁止。経営者が事業計画を理解し、自分で申請しなければなりません。
民間コンサル会社も、支援は「事業計画作成」までで申請代行は不可。この流れは、事業計画すら理解できない企業は支援しないという経産省のメッセージにも見えます。

 

 

世の中の99.7%は中小企業ですが、そのすべてを助けるのは効率的ではありません。やる気のない企業にまでお金と時間を使っている余裕は、国にもないはずです。

だからこそ、中小企業の経営者の皆さんにもう一度問いかけます。
「いつまで中小・零細企業でいるのでしょうか?」
ぜひ意識を高め、中堅企業への成長を目指して、今こそ事業計画を立ててみませんか?

 

というか、「いつまで中小企業をやっているんですか?変わるなら今でしょう!」笑

 

本日もありがとうございました。