大手も中小もそうですが、経理・財務を社内で抱えている会社って多いですよね。しかも、計上作業に何人も人を割いていて、経理担当は営業感覚が薄いため、営業から上がってきた数字をそのまま計上…なんてケースもよく見ます。

もちろん、財務・経理出身の社長さんもいます。数字で経営を判断できる点では強いのですが、雑誌インタビューを読むと「おぉ、完璧な優等生コメント!」と感じる一方、行間を読むと営業感覚の薄さがチラリと見えることも(あくまで私見です)。

本当は、経理や財務部門も営業やマーケティング、リスクマネジメントなどを経験したほうが、もっと経営目線で自部署を見られるようになるはずです。


そこで今回は、経理部門に人員を抱えすぎてしまっている会社への処方箋をお届けします。

 

 

最近話題のAI、経理分野でもかなり使えるんです。私のいた会社の名古屋支店では、仕入れ先や得意先の請求書をPDFでスキャンするだけで、AIが自動計上してくれるシステムを導入していました。結果、計上作業が激減!浮いた人員を営業支援に回したことで、営業の人たちからも「助かる!」と感謝されていました。

ところが本社では、このシステム導入が見送られたまま5年経過…。今も経理や営業経理が手作業で計上し、月末・月初は訂正作業のために必ず出社。非効率にもほどがあります。
こういう会社、まだまだ多いんですよね。

もしAI導入が不安なら、経理業務を外注する手もあります。計上された数字を理解できる経営者や管理職がいれば、外注でも問題なし。むしろ人手不足の今、外注とAI活用の二刀流はかなり有効です。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!