人手不足でも伸びる会社の共通点とは?

今、人手不足が叫ばれていますよね。
その中で、最低賃金の大幅アップも昨今決まりました。

これからも賃金を上げていかないと人が採用できない。
採用できなければ、営業・生産活動が拡大できない――

そんな経営者の嘆きもよく分かります。

 

今回ご提案するのは、
人材採用でもなければ、デジタル化でもありません。

私も中小企業支援をする立場として、人材採用の難しさは痛感しています。

  • 採用してみたら「使い物にならない」

  • かといって簡単に解雇できない

  • デジタル化を進めたいけど、何から始めればいいかわからない

こうした課題は、また別の記事で扱います。

今回は、**すぐに実践できる「新しい発想」**をご紹介します。

 

「対応できない」と、先に言ってしまう

例えば、こう宣言するのです。

「当社は中小企業のため納期は守りますが、電話対応などが遅くなることがございます。あらかじめご了承ください。」

これ、まったく恥ずかしいことではありません。

むしろ、できないことを事前に明示しておけば、
顧客も納得してくれます。

そして、浮いた時間を製造・販売などの“強み”に集中させて、
成長を加速させるのです。

 

電話やメールの対応って、想像以上に時間を取られますよね。

それを「対応するけど時間がかかります」と先に宣言するだけで、
顧客との摩擦はグッと減ります。

そして、それが自社の強みを伸ばす時間の確保に繋がるんです。

 

 

中小企業でも、この方法でしっかり成長している会社はあります。

しかし、こうアドバイスすると、
「そんなこと、ウチにはできない」と拒否反応を示す社長が多いのも事実。

でも、外面ばかり良くして、内側がボロボロになっていたら、
最終的には取引先にも迷惑をかけることになるんです。

 

本当に大切なのは、

自社の成長にとって何が最優先か?

を考えることです。

精神的なハードルなんて、正直経営者には必要ありません。

経営者は「職業」です。
その職を全うするためには、変なプライドはただの邪魔です。

 

中小企業の経営者の皆さん、
ぜひこの発想を一度、冷静に見直してみてください。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。