経営者の皆さん、
コンサルタントの助言が「響く人」と「響かない人」の違い、どこにあると思いますか?

実は──

たった“コンサル用語が理解できるかどうか”の差だったりします。

 

私は普段、経営者の方々に助言する中で、「あ、この方は通じてないな」とすぐにわかることがあります。

そんな時は、すぐに誰でもわかる表現に置き換えて説明するのですが、
当然、スピード感は落ちてしまう

 

だからこそ、経営者の皆さんにはこうお伝えしたい。

「初学者向けでいいので、ぜひ経営学の本を読んでみてください」

 

経営学は“正解”ではありません。

でも、経営を体系的に考えるヒントの宝庫なんです。

例えば:

  • SWOT分析

  • 3C分析

  • KPI設定

  • リーダーシップ論

  • 組織行動論

こういったフレームワークや理論を自社にあてはめて考えることで、選択肢が一気に広がります

 

私は商社時代を経て、独立前に約3年間、学校に通って経営学・財務・法務・リスクマネジメントなどを学びました。
試験勉強の延長ではありましたが、この知識は驚くほど実践で役立っています

 

とはいえ、コンサルタントは“横文字大好き”な生き物(笑)

SWOT、KPI、ROI、CSF…と、アルファベットの嵐。

でも、面白いことに──

実は横文字のほうが、しっくりくることもあるんです。

たとえば「バリュープロポジション」と「価値の提案」では、微妙にニュアンスが違います。

 

私も独立して他業界の方と接するようになり、
「横文字は一般的じゃない」と初めて気づきました。
今では相手に応じて、言葉を変えるようにしています。

 

経営学は、経営の考え方の基礎体力を養うのに最適です。

一時期、MBAがブームになりましたが、
実際の価値は「人脈」だという人も少なくありません。

私の元同僚にも、MBAホルダーがたくさんいました。
しかし、知識を振りかざすだけで実践に活かせない人も多かったですね。

 

一方で、中小企業の社長が経営学を学ぶと、
経営の判断力・視野が一気に変わります。

たとえば:

 

  • 競合との差別化戦略

  • 顧客ニーズの変化

  • 従業員のモチベーション(マズローの欲求段階説がヒント)

 

いきなりMBAの難解な本を読む必要はありません。
初心者向けの経営学入門書からでOKです。

読んでみると、意外と夢中になれる内容ですよ。

 

「決算書が読めない…」
「KPIってなに?」

それ、全部“学べばいいだけ”の話です。

 

まずは自分自身をアップデートしてみませんか?

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!