皆さんは年長者に対して、心から敬語を使っていますか?
「年上には敬意を払え」と教えられてきたからなんとなく敬語を使っている、でも内心はちょっと見下していたり…そんな経験、ありませんか?
実は、年長者って、あなたの“心の声”を驚くほど敏感に感じ取っています。
ここで言う「年長者」とは、単なる“年上”という意味ではありません。
たとえば、20代の若者が50代の上司や同僚を「古くさい」「怠け者」と決めつけている場面、よく見かけます。
でも、ちょっと冷静に考えてみてください。自分より30年も長く社会を生きているって、すごいことじゃないですか?
その中で何度も修羅場をくぐり抜けてきた経験値は、ちょっとやそっとのキャリアでは到底及ばない“生きた知恵”です。
それを「時代遅れだ」と切り捨てるよりも、「価値観は違うけど、何か学べることはあるかも」と思って接してみてください。
あなたの見える世界が少し変わるはずです。
実は私も、20代の頃はいわゆる“おじさん否定派”でした。
でも、そんな私に嫌な顔せず助けてくれた先輩方がいて、30代になってからそのありがたさに気づきました。
それからは、彼らの経験値をどう活かせるかを会社に提言し、仕事に迷った時にはその知恵に何度も救われました。
“使えない年長者”なんていうレッテルの裏に、あなたがまだ知らない“財産”が隠れているかもしれません。
年長者を「年上だから」敬うのではなく、
その歩んできた“経験”に敬意を持って接すること。
それが、あなた自身の成長にもつながると、私は信じています。
本日もありがとうございました。