最近、芸能界や政治の世界で、「過去のパワハラ発言」が掘り起こされて炎上するケースが目立っています。
確かに、パワハラは許される行為ではありません。わたしも被害者だったので、被害に遭われている方の気持ちが本当によくわかります。
ですが、最近の流れを見ていると、
「正義を振りかざす人の声が大きすぎて、冷静な判断が置き去りにされている」
そんな違和感を強く感じています。
時効はないのか?
実は、パワハラにも「損害賠償請求の時効」がありそうです。
2020年以降の事案では、「加害者と損害を知ってから3年」「行為から5年」のどちらか早い方。
つまり、永遠に訴えられるわけじゃないのです。
でも、最近の“社会的制裁”は、法律なんて関係なしに「吊し上げる」風潮が強く、
事実より「空気」が人を裁いているように見えます。
「声が大きい奴」が正義になる時代
これ、私が一番嫌いなパターンです。
サラリーマン時代、私は上司からも部下からも、パワハラまがいの扱いを受けていました。。
でも私はくだらないと思って相手にせず、
黙って実績を出し続けました。
ところが、**事実をねじ曲げ、まるで私が悪者かのように上層部に取り入る“声の大きい奴”**がいて、
「ないこと」を並べて自分の保身に走る。
しかも、そういう人に限って“世渡り”だけは上手いんですよね。今もそれぞれの顔を思い出すだけで腹が立ってきますね。ただ、この経験があったからこそ、マネジメントのあるべき姿と対処法を学ぶことができましたが。
本当の被害者は誰なのか?
それを問う人が、最近少なすぎると感じます。
虚偽のパワハラ申告にどう対抗する?
最近は、悪意のある人間が「パワハラされた」と逆利用するケースもあります。
そんなときに必要なのは、
1.証拠(メール、チャット、録音)
2.第三者への相談記録
3.冷静な振る舞いと記録の積み上げ
感情で対抗すると、相手の土俵に乗ることになります。
**「黙って潰す」じゃなく、「事実で封じる」**のが大人のやり方かなと感じています。
結局、正義とは何か?
誰かを叩きたいだけの正義が、この世を支配し始めていないか?
「声が大きければ勝ち」
「上手に取り入れば評価される」
そんな社会に、未来はない。
私は、静かに実直に努力してきた人が、ちゃんと評価される社会であってほしいと願っています。
そして、「声の大きな加害者」がのさばる現状に、NOを言える人でありたいと考えてます。
皆さんは、声の大きな“正義”にどう向き合っていますか?
本日もありがとうございました。