本日のテーマは「人材育成」ですが、今回は“育成される側”についてお話しします。
まず大前提として、私は以前の記事でもお伝えしましたが、
**「人は育てられるものではなく、育つもの」**だと思っています。
つまり、本当に人材を育てたいなら
「育てようとする」のではなく、「育つ環境を整える」ことに注力すべきなんです。
でも、実際はどうでしょう?
企業の社風はもちろん、日本全体の文化自体が変わるには、とても時間と根気がかかります。
では、そのような“育つ環境”が整っていない中で、
育つべき側の私たちは、どうすればよいのでしょうか?
1. 迷ったら“イバラの道”を選べ
まず一番大事なのは、**「あえて困難な道を選ぶこと」**です。
例えば、英語が苦手なら、外国人の接客や案内に自ら立候補してみる。
たった一言、「Nice to meet you」と言うだけでも立派な挑戦です!
この小さな一歩を積み重ねることが、
後の大きな成功体験につながっていきます。
2. 失敗しても、冷静に“原因分析”せよ
挑戦すれば、失敗もあります。
その時に周囲から責められることもあるでしょう。特に、中間管理職の中には責めるだけの人もいます。
でも、感情に振り回されず、
**「なぜ失敗したのか?」**だけを冷静に分析してください。
出世できるかどうかなんて気にしなくていいんです。
その失敗体験が、あなた自身を“本物の人材”にしていくのです。
3. 3年間、挑戦できなければ“環境を変えよ”
最後にこれを覚えておいてください。
**「挑戦できない環境に3年いたら、もう見切っていい」**です。
若い今だからこそ、どんどん恥をかいていい。
むしろ、恥をかかないまま年を重ねるほうが怖いと思いませんか?
恥ずかしいという感情は、他人からの評価=“他人軸”でしかありません。
自分を磨くのに、そんな軸はいらないんです。
人材に“なる”には、
他人の評価を恐れず、自分で育つ覚悟を持つこと。
ぜひ、今日から「イバラの道」を一歩踏み出してみてください。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました!