先日、テレビのニュースで「トランプ関税が中小企業に与える影響」という特集が流れていました。
中小企業の経営者たちにインタビューしていたのですが、全員が「関税の影響で生産数が下がる可能性がある」と答えていました。それは理解できます。ですが、その後の言葉が非常に気になりました。
「関税なんて、我々中小・零細企業が考えたって仕方ない。なるようにしかならない。」
……この言葉、すごく危ういですよね。
(AI画像を加工)
まさに今の日本の中小企業に根強く残る“下請けマインド”の象徴のように感じました。
つまり「上(発注元)の言う通りに従うしかない」という発想から抜け出せていないのです。
でも、思い出してください。
トヨタも、ソニーも、ホンダも、最初は町工場のような存在でした。
最初から大企業だったわけではありません。つまり、彼らにできたことは、私たち中小・零細企業にもできるはずです。
重要なのは、「考えて、行動すること」。
才能が必要なんじゃないんです。行動する人が、最終的には勝つ。
たとえ失敗しても、そこから学んで、次に活かす。それは失敗ではなく、「成功への過程」にすぎません。
以前のブログでも書きましたが、「中小企業だから…」というセリフ、誰に向けて言ってますか?
私は、それを“行動しない自分への言い訳”だと思っています。
ちなみに、私はこのセリフを繰り返す社長さんとは、支援をお断りすることもあります(変わり者のコンサルとして有名かもしれませんが…笑)。
本音を見抜くには、マインドマップが非常に有効です。
中心に「自社ブランド」と書いて、過去・現在のキャリアや想い、将来の希望を書き出してみてください。
かなり赤裸々な“自分”が見えてきて、正直ちょっと怖いです(笑)。
でも、だからこそ、自社の未来の方向性がクリアになってきます。
これ、本当におすすめです!
本日もお読みいただき、ありがとうございました!