皆さんは、最終的な判断を本当に自分自身でしていますか?

迷ったとき、人の意見に頼って、そのままそれを「自分の判断だった」として進めていないでしょうか?


もしそうなら、それは失敗した時に他人のせいにするための“逃げ”かもしれません

でも、現実には他人に責任を押し付けられることなんて、ほとんどありません。

だったら、最初から自分で決めて、自分で反省し、次に活かす方が何倍も良いと思いませんか?


この「自己判断」の重要性、経営者になるとさらに顕著に表れます。


よく「経営者は孤独だ」と言われますが、私はむしろこう思っています。


**「孤独でない経営者は成功しない」**と。


ここで言う「孤独」とは、仲間も部下もいない“ぼっち”状態のことではありません。

人と仲良くするのはいいことです。でも、精神的に誰にも依存せず、最終的にすべてを自分で決断できる状態こそが、「真の孤独」だと思うのです。


人の意見を聞くのは大切。ですが、

その意見をそのまま自分の判断として採用するようでは、経験値は積めません。

それでは成長しない経営者の道をまっしぐらです。


他人の意見を取り入れるなら、

「これは自分が最終的に選んだ判断だ」と、すべての責任を背負う覚悟を持つこと

その覚悟がないなら、私は本気で思います。

経営の現場から退くべきだと。


なぜなら、それでは従業員があまりにもかわいそうだからです。


多くの従業員は「自分には転職なんて無理」と、自分のスキルを過小評価しています。

だからこそ、今の会社でなんとかやっていこうと努力しています。

彼らの人生は、社長であるあなたの判断に大きく左右されているんです。

だからこそ、経営者には「人の人生を背負う覚悟」が求められる。

そのためには、日頃から自分自身で決断する習慣を身につけるべきだと思います


誰の意見も聞くな、という話ではありません。

聞いたうえで、最後は自分で決めること。

それが、成長する経営者の姿です。