昔はゲームが大好きだったのに…最近まったく楽しめない。そんなこと、ありませんか?


私は若い頃、友達と2日間徹夜でサッカーゲーム「ウイニングイレブン」をやり込むほどのゲーマーでした。信長の野望や三国志といったシミュレーションゲームも、シリーズをほぼ全部買って遊んでいたくらいです。


ところが、アラフィフになった今、新しいゲームを買っても「操作を覚えるのが面倒」と思ってしまい、最初のチュートリアルで終了してしまうこともしばしば。集中力が持たない。そもそも、楽しめなくなっている気がする…。


これ、実は脳の「前頭葉」が関係しているんだそうです。


前頭葉って何?


前頭葉とは、感情ややる気、集中力などをコントロールする脳の重要な部分。怒りっぽい人はこの前頭葉の発達が弱いと言われることもあるんだとか(…私も短気なので、ちょっとドキッとします)。


実はこの前頭葉、40歳前後から徐々に縮小していくことがわかっています。つまり、昔と同じような「ワクワク」「没頭する感覚」が薄れてきたのは、加齢による脳の変化だったんですね。


さらに悪影響を与えるものとは?


前頭葉にもっとも良くないのは、ショート動画などで瞬時にドーパミンを出す習慣。脳が「短い刺激」に慣れてしまうと、じっくり考えたり集中したりする力がどんどん弱くなるんだそうです。


…私もつい、SNSのショート動画にハマってしまっているので反省です。


でも大丈夫。前頭葉は鍛えられる!


希望が持てるのは、前頭葉は鍛え直すことができるということ。やり方はシンプルで、「新しいことに挑戦する」ことが効果的だそうです。


これって、ビジネスにも通じる話だと思いませんか?


たとえば、企業が新しいことに挑戦する → 社長の前頭葉が刺激される → やる気が高まる → 業績もアップする…という好循環が生まれるかもしれません。


つまり、チャレンジは脳にも会社にも良いことずくめ!


「最近、やる気が出ないな…」という方は、ぜひ小さなことでいいので、新しいことを始めてみてくださいね。