「発信しない会社は、存在しないのと同じ」
SNSやホームページが当たり前の時代になった今、どんなに優れた技術やサービスを持っていても、発信していなければ誰にも届きません。
あなたの“強み”は、ちゃんと外に伝わっていますか?
こんにちは!
今回は、パーソナルブランド確立シリーズの最終回・第3回です。
これまでの記事では、以下の2つのステップをご紹介してきました。
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第1回:人生曲線で「強みの源」を発見する方法
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第2回:「強み」を言語化する方法
そして、今回はいよいよ最終ステップ。
**「言語化した強みを発信する」**フェーズに入っていきます!
中小企業の多くが「発信」していない現実
多くの中小企業の経営者は、いまだに「発注が来るのを待つ」受け身のスタイルです。
でも、それではこれからの時代、なかなか生き残れません。
そこで必要になるのが、マーケティング活動です。
ちなみに、ここで言う「マーケティング活動」とは、営業や販売とは違います。
“黙っていても売れる仕組み”をつくること
そのためには、黙っていてはいけないのです。
あなた自身のパーソナルブランド、そしてそれに紐づく会社のブランド価値を、どんどん発信していきましょう!
【事例】金属加工企業が動画発信で大躍進!
最近サポートさせていただいた、ある金属加工会社の事例をご紹介します。
この企業は長年、完全に“受け身”のスタイルでした。
しかし、代替わりを見据えた副社長(ご子息)が積極的に動き出したことで、大きく変化が起きました。
✅やったことはシンプル。でも効果絶大!
副社長は、自社の技術力をもっと知ってもらうために、会社名でYouTubeチャンネルを立ち上げました。
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日々の作業風景
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製品ができるまでの工程
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「この会社をこうしていきたい」という思い(=約束)
これらを、定期的に動画で発信し始めたのです。
すると、どうなったか?
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会社の認知度が向上
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精密機器の部品製造という高付加価値の仕事が増加
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売上が大幅アップ
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さらに、外国人からの採用問い合わせも急増!
現在では外国人社員も活躍しており、まさに企業の進化が始まっています。
ブランド発信が「採用活動」にも効く!
動画やSNSでの発信は、実は採用活動にも抜群の効果を発揮します。
たとえば、前述の金属加工企業。
「金属加工ってキツそう…」というイメージがありますよね?
でも実際は、デジタル化が進んでいて、危険で重労働な作業はほとんどなし!
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出荷検査もデジタル化
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サンプル検査で完了
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働きやすく、安心安全な環境
…という、むしろ快適な職場だったのです。
でも、それを外に発信しなければ誰にも伝わりません。
だからこそ、あなたの「想い」と「強み」を発信しよう!
いまは、テレビや雑誌に広告を出す時代ではありません。
自社のHPやSNS(=オウンドメディア)を活用する時代です。
そして、ただ製品を紹介するだけでは響きません。
あなたの「想い(約束)」と「パーソナルブランド」があってこそ、
「この人がやっている会社なら信頼できる」と感じてくれるお客さまが現れるのです。
まとめ:強みを言語化し、発信すれば未来が変わる!
ここまで3回にわたりお伝えしてきた「パーソナルブランド確立のステップ」。
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人生曲線で強みの源を発見
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強みを言語化
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それを発信!
たったこれだけでも、あなたの会社が変わるきっかけになります。
ぜひ、小さな一歩からでいいので、始めてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回からは、また別の切り口で経営に役立つ情報をお届けします。
それでは、またお会いしましょう!