~価値観のぶつかり合いから見える“理想の関係”の築き方~
皆さんは、家族や親戚との関係、うまくいっていますか?
私は、これまで多くの家庭や経営者の方々と関わってきましたが、意外と多いのが「親族同士の仲が悪い」パターンです。
実は、私の身近な親族でも同じようなことが起きています。
■ 介護を巡る不公平感
祖父母の面倒を誰が見るのか――
私の家庭では、従兄・従妹たちはあまり関わらず、代わりにうちの家族が対応しています。
誰もが避けたい話題かもしれませんが、こういったことが“静かなる争い”の火種になるんですよね。
■ 義父 vs 義弟の果てしないバトル
最近は、義父と義弟がぶつかっています。
原因は義弟の奥さん。
義父の“嫁とはこうあるべき”論に対して、奥さんの価値観が合わず、義弟は板挟み状態…。
義弟は穏やかな性格なので、衝突を避けがち。
でも、価値観の違いは放置すると、どんどん大きくなってしまうんです。
■ 争いの根本は「価値観の押しつけ」
たとえば、嫁姑問題も典型例ですよね。
お姑さんが「うちはこうだから」「昔はこうだった」と、
お嫁さんに自分の価値観を押しつける。
でも、今は多様性の時代。
「一昔前の常識」は、もう通じない場面が増えています。
お嫁さんにも、もともとの価値観と、夫婦で築こうとしている新しい価値観があります。
それを無視してしまえば、ぶつかるのは当然なんです。
■ 家族の衝突に“正解”はない。だからこそ…
喧嘩になると、みんな「自分が正しい」と信じている。
でも、それぞれの価値観に基づいた“正しさ”がぶつかっているだけで、絶対的な正解なんてありません。
だからこそ、考えてみてほしいんです。
✨「理想の関係」とは、どんなものか?
私はこう考えています。
“被災などの非常時に、自然と助け合える関係”が理想
日常はベタベタしなくてもいい。
でも、いざというときに「大丈夫?何かできることある?」と連絡を取り合える。
そういう距離感が、親族として最も大切だと思っています。
■ 価値観の違いを超える方法
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まずはお互いの理想の関係像を共有する
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次に、譲れる部分・譲れない部分を明確にする
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最後に、譲れる部分から少しずつ歩み寄る
これが、感情論ではなく“構造的”に人間関係を見直す方法です。
企業経営にも通じる、大切な視点だと思っています。
■ まとめ
家族だからこそ、ぶつかる。
でも、家族だからこそ、乗り越えられる。
今、親族と疎遠になっている方は、ぜひ一度、理想の関係を言語化してみてください。
きっと、見える世界が少し変わるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました✨
また次回の記事でお会いしましょう!