皆さん、『プロジェクトX』はご覧になっていますか? 私はたまに見るのですが、先日放送された「カーリング 極寒の町に熱狂を ~じっちゃんが夢をくれた~」を観て、改めて 次世代に何かを紡ぐことの尊さ を実感しました。


舞台は 北海道常呂町 という小さな町。この町には 40年前からカーリングを広めたいと願う男性 がいました。彼は当時の子どもたちにカーリングを教え、その中には現在の ロコ・ソラーレのメンバー もいたのです。この男性の想いを受け継いだのが 本橋麻里さん。彼女は地元の人々とともにカーリングを盛り上げ、ついには オリンピックのメダル獲得 へとつながる物語が描かれていました。


ここで 陰の立役者 となったのが、常呂町の人々です。彼らは 一切表に出ることなく、無償で支援を続けました。本橋さんの「町を盛り上げたい」という想いに賛同し、見返りを求めずに動く――そんな 地元の力 のすごさを改めて思い知らされました。


そして、カーリングの普及に尽力したこの男性の人生もまた、感動的です。ロコ・ソラーレのメンバーが子どもの頃に彼が指導する様子が 映像に残っている のですが、本当に楽しそうに教えているんですよね。選手たちも彼も、カーリングを心から愛しているのが伝わってきます。彼は晩年、自身の体調についてチームのメンバーに心配をかけまいと 何も語らず、静かにこの世を去りました。しかし、その想いはしっかりと 本橋さんへ、そして次世代へと受け継がれていった のです。

アラフィフになった今、改めて考えます。 自分は次世代に何を残せるのか。何か世の中の役に立つことをして、自分の子どもをはじめ、未来の世代に良いものを届けたい。そんな想いが、より一層強くなりました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました! また次回、お会いしましょう。