最近、芸能人や政治家のゴシップがメディアを賑わせているように感じます。もちろん、コンプライアンスに関わる問題であれば調査や追及は必要ですが、不倫など道義的な問題にコンプライアンスの観点がない場合、それはあくまで当事者間の話ではないでしょうか。必要以上に誹謗中傷するのは、少し行き過ぎているように思います。
特に芸能人は、個性豊かな人たちの集まりです。才能に秀でている一方で、どこか独特な部分を持っている人も少なくないでしょう。以前はそうした側面に対してもう少し寛容だった気がします。しかし、SNSの普及によって誰もが簡単に意見を発信できるようになり、声の大きい人たちが「世間の総意」のような空気を作り出す場面が増えています。この状況を見ると、少し怖さを感じることもあります。
芸能人や著名人を「完璧な存在」として見なし、期待を裏切られた途端に一斉に非難するーーそんな風潮に違和感を覚えるのは、私だけでしょうか?
歴史を振り返ると
歴史上の偉人は、美談ばかりが強調されがちですが、実際には破天荒な生き方をしていた人も多いものです。人間誰しも完璧ではなく、功績と個人的な問題は分けて考えることが大切ではないでしょうか。
例えば、最近、ある市の市長が不倫問題で不信任決議を受けたというニュースを見ました。不倫は道義的に問題かもしれませんが、市政の運営と直接関係があるのかは疑問です。これまで市議や県議の仕事ぶりを間近で見る機会がありましたが、一生懸命取り組んでいる方もいれば、権力を振りかざして官僚たちに怒鳴り散らすような人もいました。さらに、安芸高田市のYouTubeを見ていると、「この人、本当に大丈夫?」と思うような議員も少なくありませんでした。
こうした状況を考えると、メディアの煽る不倫報道だけで判断するのではなく、その人が実際に市政にどんな貢献をしてきたのかを冷静に見極めることが重要だと思います。
とはいえ…
とはいえ、不倫に対して嫌悪感を抱く気持ちもよく分かります。特に女性の立場からすれば、許しがたい問題でしょうし、私のような男性でも「一時の感情で何をやってるんだ…」と思うことはあります(笑)。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!またお会いしましょう!