皆さん、普段ニュースはチェックしていますか?
私はテレビをつけると、18時以降はどの民放もニュース番組をやっているので、つい見てしまいます。コンサルの仕事をしていると、社長から「今日の日経に載ってたね」「日産とホンダの統合の話、どう思う?」なんて話を振られることも多いです。社長さんって時事ネタが好きな方が多いですよね。
でも実は、私は日経新聞を読まないんです。
コンサルを始めた頃は「取らなきゃダメかな…」と渋々購読していましたが、正直、面白いと感じたことがなくて。結局、他業界の細かいニュースを知らなくても特に困らないなと思い、それ以来、雑誌のコラムくらいしか読んでいません。そのせいで、最新ニュースにはけっこう疎いです(笑)。
そんな私が今日ご紹介するのは、「News Diet ロルフ ベルリ氏著 安原実津氏訳」 という考え方。
ネットやメディアに情報があふれる今の時代、「ニュースを断つことで、心身ともに健康になろう」と提唱するものです。これはスイスの学者が書いた本に基づく考え方なのですが、ニュースを一切見ないことで、判断力が鋭くなり、革新的な思考ができる と言われています。
確かに、ニュースって基本的にセンセーショナルな話題ばかりですよね。以前もお話ししましたが、ニュースは広告収入のために視聴者の注目を集めやすいテーマを取り上げがちです。その報道の仕方も、一方的だったり、意図的に操作されていたりすることもあります。本来なら、調査報道とセットで伝えられるべきなんでしょうが、なかなかそうはいかないのが現実です。
ニュースを断つとどうなる?
「News Diet」では、ニュースを見ない代わりに読書をすることが推奨されています。
しかも、同じ本を2回読んでアウトプットすることで、より深く知識が身につくのだとか。雑誌の論評などを読めば、1週間の出来事を大まかに把握できるし、ニュースに流されることなく、冷静な判断ができるそうです。
情報が溢れる時代だからこそ、むやみに取り入れるのではなく、「本当に必要な情報だけを選び、自分の頭で考える力を養う」ことが大切なのかもしれません。実際、日常生活で生死に関わるようなニュースはほとんどありませんし、本当に重要なことは緊急時に正確な情報として届けられるはずですよね。
興味がある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!この本は意外と読みやすいので、気軽に手に取ってみるのもおすすめです!