現在、保険会社のコンサルティングをしています。実は以前、生命保険についての記事を雑誌向けに執筆した経験があったので、保険の知識には自信がありました。でも、今回のお仕事で気づいたのは、生命保険と医療保険って全然違うんですね!今回支援しているのは医療保険についてだったので、1から業界を勉強し直す必要がありました。図書館に通ったり、ネットで資料を探したりと、意外と大変でしたよ😢。
医療保険の市場規模について調べてみたのですが、公的な資料が少なくて驚きました。それでも、一般社団法人日本生命保険協会や民間の研究機関のデータを読み解いてみると、現在の医療保険市場の規模は約7兆円ほどと言われています。そして、ある民間研究機関によると、この規模が2033年には2倍以上になる可能性があるそうです。
では、なぜこんなに市場が伸びるのか?詳しく調べてみると、少子高齢化でお年寄りが増えることはもちろん、医学の進歩によって医療技術が高度化し、それに伴って医療費自体がどんどん上がっているのが主な原因のようです。さらに、高額療養費制度という国の制度にも注目しました。これは、一時的に高額な医療費を立て替える必要はありますが、申請すれば大半が戻ってくる仕組みです。ただし、今後はその自己負担額を引き上げる議論が国会で進められる予定とのこと。この変更が現実になれば、医療保険市場はさらに活性化しそうです。
ちなみに、私は既往歴があるので新規で医療保険に加入するのは難しいのですが、もし健康でまだ未加入であれば、医療保険についてしっかり検討しておくのもいいかもしれません。もちろん、使う必要がないのが一番ですが、いざというときに備えておくのは大事ですよね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!また次回お会いしましょう!