最近、若い世代でテレビ離れや新聞離れが顕著になっているそうですね。理由としては、UNEXTやTVerなどのオンデマンドサービスが普及して、好きなときに好きな番組を楽しめるようになったからだとか。実際、私の知人女性の家庭にはテレビさえもないそうです。これには、3台もテレビがある我が家としては驚きました。

 

一方で、マスメディアについてはさまざまな批判もありますよね。たとえば、テレビでは報道の偏りやNHKの受信料問題、ゴシップの多さなど、話題に事欠きません。さらに番組構成を見ても、昔に比べて旅番組や若手芸人が登場するバラエティ番組が多く、お金があまりかけられていない印象を受ける人も多いのではないでしょうか。

 

そんな中、オンデマンドやインターネットで得られる情報がどこまで信頼できるのかが、最近よく話題になります。その背景には、日本だけでなく世界規模で大規模な災害が増えていることがありますよね。このような状況でフェイクニュースが拡散されると、被災者が困るケースも増えています。また、詐欺などの犯罪でも、虚偽情報が悪用されて人々を騙す手口が流行っているようです。

こうした問題を考えると、改めてマスメディアの役割が重要になってきていると思います。特に、災害時に正確な情報を迅速に届けられるマスメディアは、社会にとって不可欠な存在です。そのためには、マスメディアが「公正な情報提供」という揺るぎない軸を持つことが必要です。もし信頼できる情報が世間で共有されれば、災害の被害を最小限に抑えられるかもしれません。

 

一方で、芸能人のゴシップネタがマスメディアやネットで大きく取り上げられているのを見ると、少し残念な気持ちになります。海外ではこういったゴシップはあまりメディアで扱われませんよね。たとえば、芸能人の不倫問題を公共の場で議論するのが本当に必要なのかと思います。「世間の多数が関心を持っている」と報道されることもありますが、それって本当に多数派なのか疑問です。子どもが「みんな持ってる!」と言っているけど、実際は友達10人中2人しか持っていない、という状況に似ている気がします。これって、公正な報道とは言えないですよね。

 

個人的には、こういったゴシップネタはオンデマンドだけで扱うなどして、マスメディアでは取り上げない方が良いと思っています。その方が、報道の質も高まるのではないでしょうか。

マスメディアの公正性を高めていくことは課題かもしれませんが、それでも公共の利益を守るためには、うまく活用していく必要があると感じます。

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!それではまた次回お会いしましょう!