皆さん、埼玉県秩父市の三峯神社に参拝したことはありますか?
私は以前、毎年欠かさず参拝していたのですが、昨年大病を患ってからは行けなくなり、今年も郵送で御神札を送っていただきました。これで2年連続です。

 

三峯神社の御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)。特に有名なのが「御眷属拝借」です。御眷属とは神様の使いのことですが、三峯神社の御眷属は狼(大神様)。一年間お借りして、その後返却し、また新たにお迎えするという独特の風習があります。

 

私と三峯神社の縁が深まったきっかけは、初めて参拝したときの不思議な体験です。冬のある日、急に「参拝しよう!」と思い立ち、神社に電話してご祈祷の時間を確認しました。すると「朝6時」と言われ、「遅くとも5時半までには来てください」と案内されました。めちゃくちゃ早いですよね!それで深夜3時に車で出発したんですが、神社は山奥にあって、途中で雪が降り積もり始めたんです。それもノーマルタイヤの状態で…。カナダで雪道に慣れているとはいえ、車のお尻をフリフリさせながら「これは帰るべきか?」と悩む瞬間もありました。でも、なぜか「今日参拝しないといけない」という気持ちが強く、進み続けました。

神社の近くには大きなダムがあって、その上の橋を渡るとさらに厳しい山道が続きます。「もう歩いた方がいいのでは…」と思ったものの、他に車もなく、結局そのまま車で進みました。なんとか神社に到着しましたが、あたりは真っ暗で、どこが社務所なのか全然わからず。仕方なく雪道を歩き回り、5時半に社務所に電話することにしました。すると、たまたま神主様が出てくださり、「社務所はどこですか?」と聞いたのですが、そこで衝撃の一言が…。

 

「そんな朝早くご祈祷なんてしていませんし、そんな案内もしていませんよ」

えっ!?となりましたが、とにかく社務所の場所を教えていただき、暖かいストーブが用意された部屋で待つことに。その後、神主様に「よくこんな雪道を無事に来られましたね」と言われ、ポカーンとしたまま話を聞いていると、実際のご祈祷は宿泊者向けで一番早くて朝8時からとのこと…。結局、その日は御眷属拝借もお願いし、ご祈祷を受けて無事帰宅しました。

帰宅後、家族にこの話をすると「怖っ!」と言われました(笑)。しかも、御眷属のお札を持ち帰ったら、飼い犬のビーグルが一日中吠え続け、何かが見えている様子…。大神様がいらっしゃったのかもしれませんね。

 

ちょっとスピリチュアルな話ですが、私は霊感ゼロなので深く考えないことにしています。ところで、この話、経営コンサルに関係ないと思う方もいるかもしれません。でも実は、三峯神社は「ビジネスの神様」としても知られていて、気が厳しいながらも多くの成功者が信仰しているんです。秩父の山奥にあり、行くのは大変ですが、本当に空気が澄んでいて美しい神社なので、ぜひ一度参拝してみてください!

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ではまた次回お会いしましょう。