起業したての方を支援した経験から学んだこと
起業を始めたばかりの方を支援する中で、多くの挑戦や困難に直面する場面を目の当たりにしてきました。若い経営者の方々との出会いは、私自身にとっても多くの刺激をもたらしてくれました。例えば、コロナ禍にデリバリー弁当屋を立ち上げた20代の経営者の方の事例があります。この方は物静かな性格ながら、売上を伸ばす才能にあふれており、その能力は本当に尊敬に値しました。しかし、共同経営者にキャッシュを持ち逃げされ、資金繰りで困難を抱えていました。
銀行からの追加融資は難しい状況でしたが、詳しく聞いてみると、税理士が半年以上決算書を放置していたことが原因だと分かりました。そこで税理士に直接連絡を入れ、早急に決算書を提出してもらうよう手配。その結果、売上と利益が大幅に向上していることが証明され、銀行側も支援に前向きになりました。
起業当初に直面する課題とその乗り越え方
多くの起業家が直面する課題の一つが資金調達です。特に事業開始直後はキャッシュフローが厳しく、銀行融資が得られない場合も少なくありません。しかし、諦めずに問題を「課題」として捉え、解決策を模索することが重要です。
資金調達のヒント
- 親族や知人からの借り入れ
信頼できる人々に相談し、支援をお願いするのは有効な手段です。 - クラウドファンディングや投資家
事業計画を明確にし、魅力的に伝えることで資金を集めることができます。 - 銀行との交渉
返済猶予を依頼することも選択肢です。プライドを捨て、必要なアクションを取る勇気が大切です。
最後に
起業は多くの挑戦を伴いますが、柔軟な考え方と行動力があれば道は必ず開けます。一人で抱え込まず、専門家や信頼できる人々に相談することで新たな可能性が見えてくるでしょう。起業を考えている方、また既に起業されている方の参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!では、またお会いしましょう!