瞬読を会得した気になりながら、毎日1冊は本を読みたい! そんな思いで始めた「1日1冊読書」。すでに何冊か読みましたが、その中でまず最初におすすめしたい本がこちら!
**「ストレスと闘う日々にやすらぎを取り戻す怒る技法」(草薙龍瞬 著)**です。
実はこれ、心が弱っていた入院中に買った本なのですが、当時は読む気になれず積んでしまっていました。でも、しっかり読んでみたら心の支えになるような内容だったので、ぜひ一番に紹介したいと思いました。
著者の草薙さんは、東大法学部卒業後、紆余曲折を経て30代で出家された僧侶なんだそうです。この本ではブッダの言葉を引用しながら、日常で湧き上がる怒りにどう対処すればいいかを具体的に示してくれています。般若心経なら覚えて諳んじられるくらい読んでいましたが、ブッダの教えの偉大さを改めて実感しました。
本の深い内容については、ぜひ直接読んでいただきたいですが、ポイントとしては以下のようなことが書かれています。
- 自分軸を持って生きるべきこと
- 人との関わりを見直し、役に立つ時間を大切にすること
- 人の役に立つことを意識しながら行動すること
また、厄介な人への対応方法も書かれていますが、著者の文体がフラットで親しみやすく、聖人君子が説教しているような上から目線ではなく、読者に寄り添う感じがとても良いです。
この本は、人間関係に疲れている方や、自分の生き方に迷っている方に特におすすめです。私は去年大きな病気を経験し、「人は必ず死ぬし、そのタイミングは選べない。ではどう生きるべきか」と悩む日々を送っていました。この本からは、そんな問いに対するヒントを少しもらえた気がします(何が変わるかは謙虚な姿勢で受け止めますが…)。
この本を読むとブッダの偉大さも分かりますね。会ってみたかった方のナンバーワンになりました!あの時代に生まれていればと悔やむ一方で、体系化された今の時代に生まれたことも感謝したいですね。
これからもこんな感じで、詳細な内容は語らずおすすめ本を紹介していきたいと思います! 365冊の中にはハズレ本もきっとあるはずですが、それは「読んだぞ!」と自慢するために後日リスト化する予定です(笑)。あ、これはこの本で否定されている自己承認欲求ですね🤭
最後まで読んでいただきありがとうございました! ではまた次回お会いしましょう!