皆さん、毎日の仕事を効率的に進められていますか?「効率的」というと少し堅苦しいですが、要するに「毎日やるべき仕事を終えて、プライベートな時間をしっかり確保できていますか?」ということです。

 

最近、働き方改革が進み、残業を減らそうとする企業が増えていますが、現場では二極化が進んでいるようです。一方では、残業をさせない方針を掲げつつ、管理職が過剰労働を強いられている会社。もう一方では、サービス残業を暗黙の了解で押し付ける会社。これらについては別の記事で詳しく触れますが、今回は「残業しない働き方」に焦点を当てたいと思います。

 

私の妻も会社員ですが、時短勤務なのに残業をして帰ってくることが多く、子供の送り迎えは主夫の私が担当することが日常です。父親として子供と多くの時間を過ごせるのは幸せなことですが、できれば妻にも子供との時間をもっと確保してほしいと思う日々です。

 

さて、残業が多い人の特徴を考えると、大きく2つに分けられると思います。一つは、仕事量がそもそも規定時間内に終わらないケース。もう一つは、仕事の効率ややり方に課題があるケースです。

 

まず、仕事量が多すぎる場合。これが常態化しているのであれば、それはマネジメントの責任です。「マネジメントが改善するべき」というのが鉄則です。一方で、効率ややり方に課題がある場合は、自分自身で改善が可能です。
その第一歩としておすすめしたいのが、「翌日やるべき仕事を前日に決める」という習慣です。「忙しくてそんな時間がない!」という声が聞こえてきそうですが、帰りの電車の中など、少しの隙間時間で十分です。また、翌日の仕事を考えるときには、本当に「明日やらなければならない仕事」に絞ってみてください。実は、あなたが今すぐ対応しないと大変なことになる仕事は、意外と少ないはずです。

 

翌日の優先順位をつける際は、ぜひ「自分の時間」「家族との時間」を最優先に考えてください。子供と過ごせる時間は、働いている期間を通じてトータルでわずか3年ほどとも言われています。この限られた時間を、もっと大切にしていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ではまた次回お会いしましょう!