本日は貴社の弱みについて考えてみましょう。色々ありますよね、制限を付けずに考えてみてください。例えば、中小企業で多いのが、売上高総利益率や営業利益率が低い、または借入金が多すぎると経常利益率が低い。資産は大きいけど実は遊んでいる土地が多い。一社に売上高を依存しすぎていて、この1社の業績に当社業績が大きく左右されるなど、本当に様々です。財務的な問題については別稿で書きますね。
例が金属加工業なので、こちらのサンプルの弱みを以下の通り示してみます。
中小企業は人が採用できずに人材不足に陥っていることが多いです。そして、熟練工のスキルが高いのですが、そのスキルが若手に承継できないなどが課題になってます。以前の稿で書きましたが、問題は現在解決しなければならない問題。課題は理想像が会社にあって、その理想像を達成するために解決すべき問題です。私は大体課題と設定します。
設備の老朽化もありますね。設備投資をする余裕がないと言われます、大体の社長が。検査工程もサンプル検査を元受に認めさせる交渉をしていないため、全数検査を実施するのでものすごい負荷がかかったりしてます。後は前述の1社売上依存度が極めて高いです。
どうですか?考えると色々でてきそうではありませんか?数が多くても一度はリストアップしておきましょう。現状の自社の力を認識することが成長の第一歩になるんです、大したことないと思うでしょう。SWOT分析は成長したいともがく中小企業にこそ必要と私は信念のように考えてます!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまたまた。