日本は災害大国と言われており、火災保険の使用率も非常に高く、火災保険料は年々うなぎ登りらしいです。以前、保険業界の記事を書いたのですが、自動車保険はコロナ禍で外出が減ったことで保険金を支払うような事故が減り、利益率がかなり向上したというデータがありました。

 

一方で、火災保険は各社が災害時に備えて保険料をプールしたところから保険金が支払われますが、この額が非常に高額なため、回復のために保険料を上げざるを得ない状況です。

 

災害が起きるたび、ボランティアの方々が迅速に現地入りし、復旧作業や炊き出しなどで支援してくれるのも、日本人特有の思いやりが現れていると感じます。ただ、多くの方がボランティアで現地入りされているのに、現場ではうまく機能する仕組みが整っておらず、手持ち無沙汰になる人が出て効率的に運用できないこともあるそうです。

 

また、話は変わりますが、着なくなった服をアフリカに送るボランティア活動をされている方々もいらっしゃいます。私もやってみたいと思っていたのですが、実際には寄付された服が多すぎて、逆に生活を圧迫しているというニュースを最近目にしました。

 

ボランティアは心に響く素晴らしい支援であることに間違いありませんが、効率的・継続的な支援にするため、ビジネスとして成り立つ仕組みができればと考えています。そうすれば、ボランティアの方々の生活も成り立ちながら、被災地の方々のニーズも満たせるため、みんなが幸せになれるはずです。

 

わたしはこれに対する明確な解決策を現段階では持っていませんが、できる支援として、災害が起きた地域に必ず数万円の寄付をするようにしています。それはトルコ地震の際にも実行しました。ボランティアで行っても何の役にも立たないかもしれませんが、お金であれば有効に使っていただけることで意味が生まれると信じています。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた