私は親が全く資産持っていないサラリーマンだったので、父が亡くなった時に相続で争うことはなかったんですけど、周りの親族、知り合い、お客様はかなり相続で参っているみたいですね。私はそのような話を聞く度に思うんです、さっさとプロに任せれば良いのにと。
相続だけでなく、事業承継が絡む場合はコンサルタントと弁護士のコンビチームがお勧めです。これに税理士が横にいると最高のチームですね。税理士の方が債務超過の企業や資金繰りが厳しい企業に何でコンサルタント的なアドバイスができないのだろうって昔思ってたんですけど、行政サービスの時の上司であり、リーダーだった方が超有名企業の税理士として雇われて、今は中小企業をコンサルで支援されている方がおっしゃってました。税理士は法に則り、税務を適正に処理することが求められ、そこに節税できる法的手続きがあるかどうかを考えて助言することに重きを置くので、資金繰りが厳しいとか売上が上がらないなどのアドバイスは専門外になると。なーるほど、確かに税務面からはめちゃくちゃアドバイスできるけど、こと経営は職業からしても無理だと腹落ちしました。
相続、特に事業承継はコンサルタントに差配させることをお勧めします。特に事業承継する者、される者がいる場合は2人です。それぞれにコンサルをつけて、そのコンサル同士が話し合って方向性を決め、事業承継する者の権限をスケジュール通り剥奪して会社に来させないようにすることが大切です。そのために社長交代セレモニーを手配したりします。社長は交代したら会長とかでも残らないようにすべきです。なぜなら社内が権限がなくとも、辞めた社長で現在の会長の指示を仰ぐともう組織として収集つかなくなるからです。
ホンダの社長の本田さんは参謀である藤沢さんに次代に席を譲るべき、そして譲ったら会社に来てはダメだと強く言われました。でも社長を退いても自動車で会社に向かってしまうのですが、そこはグッと堪えて結局会社には行かないようにしたそうです。これこそ名経営者と言われる所以ですね。
相続、事業承継はやはりプロにお金を払って任せるべきです。そうするとことで効率的に物事が進み、相続人からも文句を言われなくなり(感情的には残るのかもですけどね😏)、仲は回復できるレベルで落ち着くはずです。
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