企業のコンサルしていると、ほとんどの企業が売上が上がらない、利益が上がらないと悩まれてますね。原材料費、物流費、人件費が高騰しているのに売上が上がらない、または利益が上がらないのは、製品、商品、サービスが適正価格じゃないからでなないでしょうか?実際私が支援している会社の見積を見せて貰いましたが、なんと感覚で見積を社長やベテラン社員が作成していて、実は赤字案件を受注しまくってました😭、なんで気づかないんだろうと思ってしまいましたよ。
でも日本のほとんど企業が「良いものを安く提供する!」という呪いの言葉にかかって必要以上に自社製品、商品などを安く売ってきた習慣があります。でも、それでは利益率は絶対上がらないですよね?
やはり貴社製品、商品、サービスの強みを安価以外でもう一度分析してみましょう。競合ができていることも付加価値から除外しないでください。製造業であれば品質の高さ、納期遵守率、クレーム対応なども付加価値です。そして、分析した強みを認識したら、次に値段を上げたら現在の取引先は契約を解除するでしょうか?
新規仕入先にスイッチすることは、その会社の財務状況、信用状況、サンプル品検証などをする所謂スィッチングコストがかかります。これは担当する人ほど面倒なので嫌がりますから、取引先変えるぞ!って言ってくる企業は、恐怖で貴社を抑えようとする4流の会社、あるいは担当者です。もし、実際に切り替えようとしているのであれば、逆に貴社の製品、サービスに不満があり、それを価格以外でも伝えてきているはずです。