本当にやりたい仕事、なりたい職業って、そう簡単に見つかりません。
自分にはいったい何ができるんだろうか・・・?
もっと自分にはやりたい仕事があるはず・・・けど、それが何かがわからない・・・
今の仕事をずっと続けていても、とてもじゃないけど将来幸せになれるとは思えない・・・
そう考えている方は、きっと多いんじゃないでしょうか。
私自身、社会に出てからずーーーーーっと、その悩みを抱えて生きてきました。
「もっと自分には向いている仕事があるんじゃないか?」
「もっと自分には自分の才能が発揮できる仕事があるはず!!」
そう考えて、すぐに仕事を変えてしまっていました。
自分では、前に向かって進んでいくための、ポジティブな行動と考えていました。
話が変わりますが近年、すぐに仕事をやめる若者が増えているそうです。
そうした職を転々とする若者を精神科医の清水雅之さんという方が
提唱した言葉で
「青い鳥症候群」
と呼びました。
メーテルリンクの童話でチルチルとミチルが、幸福をもたらすといわれる
青い鳥を求めて旅をする物語にちなんでつけられました。
日本人特有の現象で社会性を身に着ける経験や
忍耐力が乏しい若者に多く見られる。
と解説されている本があります。
しかし、私はそこに疑問があります。
現在の若者が、幸せを求めてチルチルとミチルのように旅をする。
それの、なにがいけないことなんでしょうか。幸せを求めて、自分から行動を起こすことって
悪いことばかりじゃないと思います。
自分の可能性を信じて、幸せをつかみとろう!という行動。私は、勇気ある決断だとおもいます。
仕事を辞めるってことは、それだけでものすごいエネルギーを使うことだし
次の仕事に対しての不安も大きくあります。
そうした一歩を踏み出せた人が、きっと、本当に自分がやりたい仕事
なりたい仕事にたどり着けるんじゃないかなっておもいます。
でも、ただ嫌だからって理由で何十回も転職をしてしまうのは
世間一般的にみてやっぱり・・・良くない目で見られてしまうのは確かだとおもいます。
だからこそ、しっかりと自分と向きあって、本当にやりたい仕事
なりたい仕事を本気で考えていかなくちゃいけないとおもうんです。