今年も残り2か月…
何をした1年なのかあまり記憶がない。というより思い出したくない…
残りの2か月で、何かいいことがありますように…。
3年ぶりに栗が採れました。
栗は、雄と雌の木がないと実ができません。
我が家の栗の木は、雌の木に雄の木が(その反対かも)が挿し木されていました。
最初の実がなるにも何年かかかっていて、いよいよ実がなり出したら2~3年で雄の木が優勢になり、雌の木は枯れてしまいました。
それから2年間…春先に栗の木を見ると栗のイガが落ちていて「栗がなったんだ」とは思っていましたが、今年は見事な栗が少し採れました。
この畑は「太陽光発電所」として利用されることになっていたので、今年は栗の木の管理はしませんでした。
ところが「太陽光発電所」計画は、我が家の反対で中止になり栗の木は伐採されずに済みました。
太陽光発電所に反対した理由
最初に我が家に提示した条件を無視した設置をしようとしたことでした。
我が家の敷地続きの300坪ほどの畑は、取り付け道路がなく農機具さえ搬入できません。
(この内の70坪ほどは我が家で借りている)
太陽光設置は、耕作していない田を一時的に借り道路を作り、そこから機材を搬入し「太陽光発電所」が完成したら、大手の通信会社へ売るということでした。
最初に我が家に説明したことは、パネルは西向きにして我が家から離したところに設置するということでした。
ところが、なかなか具体的な話になってこないので設置業者に確認したところ、「パネルは境界線ギリギリで南向きに設置」という説明でした。
この条件で太陽光発電所を造られたら、我が家は灼熱地獄になります。
気温30度で太陽光の反射熱は70~80度になるという、その熱い空気が我が家へ流れてくるのです。
まして昨今の異常気象の状況で40度近い気温になった場合、反射熱はどのくらいになるか見当もつきません。
太陽光で火災が起きたら、消火はできず鎮火を待つだけだそうです。
風向きによっては台風や、竜巻で太陽光の設備が我が家へ直撃、またその反対もあり得ます。
パネルの反射熱に関しては、裁判になった事例あり。(太陽光設置場所から10m離れた住宅で室温が50度になった事例)
住宅地がある田畑に太陽光発電を設置する場合は、設置場所の田畑から30メートル以内の住民、および地主の許可を取らなければならず、1名でも反対者がいる場合は「設置許可」は下りないそうです。
設置業者に不信感を持ち、「設置許可」の同意はしない旨を伝え、農業委員会事務局にも「田畑の転用許可」を下ろさないよう
伝えた。
これで、「太陽光発電所計画」は白紙撤回になった。
驚いたことに、最近地主一人から「20万円で畑の売買契約の仮契約を結んでいた」ことを聞いた。
こういう経過で伐採されずに残った栗の木から「大きな栗の実」が採れたので「感慨深い」ものがあります。
1つのイガに大きな栗の実が1つだけ 菊の花も咲き始めました
栗のことだけを書くつもりが…思い出したくないことを思い出して書いてしまいました。
