呼吸器内科の女医 | チャレンジばぁばのブログ

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前回書けなかった呼吸器内科の話です。

我が家では、病院を3か所使い分けています。

 

2か所は、紹介状がないと受け入れてくれない大きな総合病院。

1か所は、気軽に行ける病院。ここは、大学病院の医師がたくさん派遣されていて、人間ドックは日・祝日以外毎日行われ、検査機器も充実している。が、常勤の医師が少ないので、外来診療以外は行かないことにしている。

入院や手術が必要になったら、紹介状を書いてもらって、別の病院で入院・手術を受けることにしている。

 

夫の「肺」の疾患、人間ドックで「?」になっている「私の肺」も、この病院で経過観察してもらっている。検査機器のない開業医より安心だからです。

 

2か月ぶりに定期診察に行ったら、担当医が「若い女医」になっていた。

「大丈夫かな?」と心配していたら、やってくれました!

 

夫が肺の苦しさを話したら「医療用の麻酔薬を出しましょうか?」と言い出した。

 

私 「中枢神経を麻痺させる薬ですよね」

女医「苦しさは取れると思います。どの程度効くかは分かりませんが…」

夫 「そこまでは…」

女医「ここまで歩いてこれるくらいだから、必要ないですね」

 

「普通はどの程度苦しいのか聞くでしょうが!」と言いたかったけど言葉を飲んだ。「死ぬほど苦しいのか」「我慢すれば我慢できる苦しさなのか」その程度の問診があってもいいのではないか…。

 

翌日夫は、「あの麻薬もらっておけば良かった、そうすれば死ねる…」と言った。

 

私はすぐ「かかりつけ薬局」の薬剤師に相談した。

「そういう薬は本人管理ではなく、お家の人が管理をして、飲み忘れや過剰摂取しないようにしなければならない薬」だと言われた。そういう薬なら「私には管理させず、過剰摂取し、自殺の方向に行く」ことを伝えた。薬剤師からは「担当医にその薬を処方しないように話した方がいい」とアドバイスを受けた。

 

その後、何かの役に立つかもしれないと購入しておいた「自律神経、迷走神経を鍛える…」の本の中に「苦しい時の呼吸」の解説があり、それを試したら「呼吸の苦しいのが楽になった」と夫が嬉しそうに言った。

 

毎日が日曜日、異常気象、運動不足、ペットロス、体調不良…で自律神経が乱れ、生きている価値も分からなくなってきている夫…。

先日夫がスーパーにあるATMに行くというので、マヨネーズを買ってくるように頼んだ。買ってきたのはケチャップだった。

「認知症」の始まり? 覚悟をしないと…と思った一瞬でした。

 

   今回載せたのは、外来で通院している病院に併設されている「バラの公園」の写真です。

写真をクリックすると少し大きなサイズなります。