音楽療法と認知症 | チャレンジばぁばのブログ

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チャレンジするばぁばです。
音楽制作のこと、日常の「よもやま話」を書いていきます。
制作した楽曲はYouTubeに公開していきます。

今朝は気分爽快です。

 

自律神経の持病があるので、天候やその日の体調、精神状態によって「音」を受け付けない時があります。

耳や体が拒否してしまって「曲作り」ができません。

 

そんなことで「精神科・心療内科」にはずっとお世話になっています。

今お世話になっている先生は「とても気さくで経験豊富」安心して色々な話ができます。

何気ない会話で、患者の状態を観察し、診察しています。

 

そんな日常でおきた「愛犬ポチの死」…覚悟はしていたものの、こんなに辛く、悔しく,切なく、苦しいものだとは思いませんでした。生後2ヵ月で家族になって、その後に生まれた孫は「犬のお兄ちゃん」と言って、本当に兄妹のように触れ合っていました。

 

あの日もポチは自分が死ぬとは思っていなかったと思います。

お水をたくさん飲んで、私が抱っこしたらいつもの運動を始めたのです。

 

その後、呼吸がおかしくなり、大量のおしっこをして、意識がなくなった。私はいつものように寝てしまったと思いました。

おしめを替え、ちゃんと寝かそうと抱き上げたら、ポチが私の腕から飛び出し、いつもの場所に、いつもの寝姿になったので「少し寝させておこう、後でおかゆを食べさせよう」とおかゆの準備をして、ポチのところへ戻ったら…亡くなっていました。

 

突然のことだったので、びっくりしました。

あの時、あのまま抱っこして最後を看取ってればよかった、最後に「よく頑張ったね、今までありがとうと」言ってやりたかった。

16歳2か月と12日…あっという間でした。

 

今も「その後悔と悔しさ」も「辛さ」と私の中で同居しています。

 

このままでは「私は壊れてしまう」そんな中で泣きながら制作したのが「初作品・もう泣かないで 大切な家族を亡くしたあなたへ」です。

「虹の橋へ行ったポチへ」と「虹の橋にいるポチから」の対話形式の曲にしました。

 

この曲を何枚か自宅PCでCDに焼き、お世話になった人に渡しました。

反応がすごくてびっくりしました。

 

ペットロスの経験のある人は「泣いた」と言い、経験のない人は「気持ちが落ち着く、癒される」中には、4歳・5歳の孫と聴いてくれた「犬友」もいました。

4歳の孫が「ポチがかわいそうと泣き出し」、つられて5歳のお姉さんも泣き出したそうです。犬友は「こんなに小さな子にも伝わるんだ…」と鳥肌が立ったそうです。

 

あなたには申し訳ないけど、「今核家族で「人の死」を体験しないまま大人になってしまう子供が増えている。そういう子供たちの情操教育に役立つよ。たくさんの人にこの歌を知ってほしいし、聴いてほしい」とも言ってくれました。

 

また、我が家と同じ犬種、同じ位の年齢でちょっと先に亡くなった犬の飼い主(Sさん60歳代)は「泣いたよ。このままにしておくのはもったいない、みんなに公開した方がいいよ」と言ってくれたのがきっかけでユーチューブを始めました。

 

こういう経緯でユーチューブに公開されています。

 

肝心な「音楽療法」の話ですが、精神科のA医師にこれら話をしました。

A医師から「認知症の患者に音楽療法で聴かせたいのでCDが欲しい」と要望があったので、次の診察日にCDを持参。2か月後A医師に話を聞いてみました。

 

「優しい歌だね、あなたは優しい人なんだ…歌を聴いて心が安定した」

認知症患者が聴いた状況は、患者さんが集まっているところでBGMとして音楽を聴かせるんだそうです。

(ディサービス等で行われている さあみんなで歌いましょう、みんなで聴きましょう、というレクレーションではない)

 

関心のない人,聴いている人、耳を傾けて聴いている人、曲がよく聞こえる方に移動して聴いてた人がいたようです。

「聴いているということが大事なこと」A医師は強調しました。演歌、歌謡曲、クラッシック様々なジャンルの曲を試したそうです。ポチの歌はうまくいったようです。

 

音楽療法に使われ出してからまだ日が浅いので、効果が確認出来たらA医師が学会等で発表してくれると思います。

その日が来ることをポチと一緒に楽しみにしています。

 

音楽療法に詳しい方のコメントがいただけたら、嬉しいです。

 

 

 

 

追記 2025年4月12日 YouTubeのリンクを貼りました。

 

 

 

 

もう泣かないで 大切な家族を亡くしたあなたへ

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