横浜マラソンへエントリーしてから半年
ついに
ついに!
ついに~っっ
初めてのフルマラソン
完走することができました~っっ
目標は
とにかく時間内(6時間以内)に完走すること!
それから
最初から最後まで楽しむこと!
目標時間は自分が想像していた以上の結果!
5時間25分でゴールしました
当日の朝は想定外続きでした
7時前に会場について
すぐに受付できるかと思いきや
さすが28,000人!が集まるとこうなるのね
パシフィコ横浜に入るのに15分以上
トイレに並ぶこと25分
出走直前のテレビのインタビューがあったんだけど
待ち合わせ時間に近づいても
人が多くて会場から出れず
会場から出走ブロックまで
どうやっていっていいか分からない私
たまたま隣に居合わせた
同じブロックのおじさんが
ずっとブロックまで誘導してくれた
ブロックまで移動中
色んなこと話してくれて
おかげで時間に焦っていた私は
リラックスすることができました↓
いつものように走る前のストレッチや準備運動したかったけど
インタビューが終わって列に並んだら
人が多くて体動かすスペースがないーっ
とりあえず、立ったままできるだけのストレッチしてました
全然のびた感じ、ほぐれた感じせず不安
今回はスタートからゴールまで
TBSのクルーの人が
交代で伴走して走ってる姿を撮ってくれてました
スタートから10kmまでの第1走者のクルーさん↓
頭に★つけてるので
「お星さま~頑張って~」と
いっぱい声援おくられていました(笑)
いよいよスタートの号砲
Aブロックから順番にスタートしていくんだけど
私のいたJブロックから
スタート地点までたどりつくのに
なんと21分!
聞いていたのと違~う
ただでさえ、
関門時間に間に合わず
回収されたくないとビビッてたので
前半でいかに貯金ができるかが
重要だと分かっていた
だから1分でも早くスタートを切りたかったのだ
10kmまではすごく快調だった
沿道の応援の人達も多くて
応援も楽しくて
見てるだけで
どんどん進んでいった
気温もちょうどよかった
10km過ぎたあたりくらいから
陽が上るとともに気温もどんどんあがった
おかしいな、今日はやたら汗かくなー
背中は汗がダラダラ流れていた
15kmくらいで突然
あ!ホカロンだ!と気づいた
朝の寒さ対策で腰にホカロン貼ってたんだ
途中、私の名前を呼ぶおっきな声
わ、ちゆさんだー
嬉しい~
元気でる~
高速道路に入り20km超える
今まで走ったことのない
未知の世界
20kmの練習も死にそうだった
死にそうの先は一体どうなるの???
24kmくらいから
ふくらはぎと首が痛くなる
痛みが出始めると
意識がそこに集中し始める
ヤバイ!
モチベーションさがる!
必死に探す
楽しいこと
高速からの景色
面白い人
実際目が拾うのは
疲れて歩く人
脚を引きずる人
脇腹おさえる人
フォームが崩れてるひと
重そうに走る人
いかん、いかん
ダークフォースに引っ張られるぅ
この先あと半分、
経験も体力も技術もない
気持ちで走るしかできないのに
楽しい気持ちじゃなきゃ走り切れない
カメラを回しているクルーさんに
「なんか、笑える話して」
無茶ぶりする私
「え?え?」
戸惑うクルーさん
あーチクショウっ
頭が回らないから
フルマラソンに挑戦する前の
自分の話をしだす私
なんか話しているうちに楽しくなってきた
「疲れてる私がなんでネタ話して
楽しませてんねん
余計つかれるだろー
ふつう、反対じゃー」
と、ひとりボケつっこみ
そううこうしているうちに30km
それみたときに
なぜか
「イケル!」と思った
上り坂は無理して走らず
早歩きして
下りの傾斜を利用して
また走り始めるを繰り返す
最後の関門を突破した瞬間、
すっごいホッとした
やったーもう大丈夫だ!
ゴールゲートくぐった瞬間
超超超嬉しかったーーー
たぶん、笑ってゴールできたと思う
でも、ゲートをくぐった後
感極まって涙が出てきた
うわぁぁぁぁぁん
本当に完走できたぁぁぁぁ
うれじぃぃぃぃ
完走すると決めていた
自分で決めたからできると信じていた
でも
やるかどうかは自分次第だった
あの約6kmの辛い区間
痛みは決してよくならないし
走り切れるか不安で
モチベーションがさがってさがって
先が全然見通せなかった
不安に押しつぶされそうだった
でも不思議と
リタイアしようかなとか
やめたいとかは
1ミリも思わなかった
一人では絶対に完走できなかったと思う
応援してくれた家族、コーチ
できると信じてくれた友人
沿道の人達の声援
伴走してくれたクルーの人達の
なんとか完走させたいという想い
みんなに見守られて支えられて
走れたってすごく実感した
ありがとう
ありがとう
ありがとう
私一人では完走できなかった
本当にありがとう ( ノД`)シクシク…
終わった後
よほど喉がというか
身体が脱水状態だったのか
ペットボトル2本飲んでも
まだ乾いている感じだった
それもそのはず
このマラソンで1.5kg体重が減っていた
夜は大好きな和食屋さんで
完走祝をしてもらった
沿道で家族が手作りのうちわで応援してくれました
何気に猫の耳がついているうちわ
凝ってるねぇ
翌日の疲れの残り方が全然違うから
絶対に湯船につかれーと言われていたので
最後の気力をふりしぼってお風呂に入った
身体じゅう痛い~
お風呂で自分の足みてたら
また涙がボロボロでてきた
自分が愛おしかった
自分の身体にありがとうでいっぱいだった
私をゴールまで運んでくれてありがとう
私の走りたい気持ちを
完走するっていう想いに
わたしの身体はちゃんと応えてくれた
ありがとう
ありがとう
ありがとう
半年前に突然横浜マラソンに出ると決めた
まず歩くことから始めた挑戦だった
最初は30分歩くのも大変だった
鵞足炎になって3週間走れなかった
まともに走れるようになったのは
2ケ月前だった
フルマラソンを完走できるという
実績もレベルも全然満たなかった
条件が揃ってなくても
経験も実績もなくても
自分が決めたからやる
できるかできないかじゃない
やるかやらないかだ
やるかやらないかに理由も条件もない
それだけだった
挑戦して
本当に良かった