箱根駅伝優勝「青山学院の発信力」と「原監督の指導者としての特長」 | スポーツに活きる学びを発信する!チャレ子の学びDays

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青山学院の箱根駅伝優勝。6年間で5回目のすごい!!!!!!
 
チームの優勝って「選手」「指導者」「スタッフや関係する周囲の人々」の努力が掛け合わった総数🏆今年の箱根において最も優れたチームは、「青学だ」と証明されたんだと思っていますグッ
 
 
私は青学のニュースにいつも感心を寄せていますお願い
 
 
スポーツに関わる選手や指導者は、ふつう外部に対する発信は慎重で、無難な内容やありきたりな言葉が並ぶことが多いので、彼らがどんなことを考え、どんな特徴があるのか、外部の人間が理解することが難しいですよね。
 
 
でも青山学院は試合後に、チームの中にあったポジティブなこともネガティブなことも、選手が監督をどう思っていたのか、監督が選手をどう思っていたのか、勝ち続けることの難しさ、勝つまでの努力と方法論、チームに起きた危機などなど、選手や監督が具体的なストーリーを発信してくれますニコニコ
 
 
だから、とても学びになります鉛筆
 
 
これって本当にすごいことで、少なくともチームに以下3点が備わっていないとできないと思います。
 
【信頼関係】チームに関わる人間の間に信頼関係が築かれている。
 
【進化する自信】他のチームに知られても、自チームはさらに進化を遂げるから問題ないという自信がある。
 
【広い視野での貢献意識】駅伝、陸上、スポーツ界への貢献を意識し、世の中から興味関心を高めることを意識している。
 
 
こういったチームの意識を創り上げるのもやはり指導者の仕事キラキラですよね。
 
 
原監督は、選手達の人としての最大限の成長を、勝利で証明している指導者だと思いますお願い
 
そこで「原監督の指導者としての特長」の中でも特質的な点を5つにまとめてみました。
 
原監督は著書もたくさんあるので、著書やインタビューコメントを参考に、また今回の箱根駅伝での優勝の報道を通じて、改めて感じた点を中心に考えてみました!!
 
 
1️⃣大局観
長期的な視野の中で、現在直面している問題をどう解決すべきなのかを判断していると感じる。
自チームのだけでなく、陸上界・日本のスポーツ界にとっていま自分が何をすべきなのか広い視野で捉え行動していると思う。
 
 
2️⃣評価力
人やチームを評価するって難しい。 言葉、行動、数字、表情、動きなどを、先入観を排除して評価しないと適切な判断ができない。適切な評価が、適切な指導を生む。 選手に対する思いを持ちつつも、客観視する冷静さが重要なのだろう。これについては具体的にどう評価しているか聞いてみたい。
 
あとチーム評価について、原監督は基準として、チームの成熟と指導者との関係性について4つのステージで表している(1命令・2指示・3投げかけ・4サポート)、しかも4つのステージは一方通行ではないことを、今年のチームの指導方法を通じて教えてくれた。チームがステージを行ったり来たりすることを正確に評価していなければ、今年のチームに必要な指導ができていなかったということだろう。
 
 
3️⃣システム思考による役割判断
 原監督はシステム思考でそれぞれの事象をとらえている。システムの中で自分の役がどのようなものであるべきか判断し、状況に合わせて柔軟に役を変化させていると感じる。今年は「嫌われる役」と言っていた。2️⃣の評価によって「話しかけやすい役」「威厳のある役」など、役に応じたコミュニケーション内容、声掛けのタイミングを決定しているのではないかと想像する。
 
 
4️⃣発信力
あらゆる手段を使って、自らの考え方、意志を発信している。広く発信するって責任を持つってことなんだと思う。発信するから言葉がブラッシュアップされる。具体化される。
 
 
5️⃣挑戦力
勝ち続けるために、常に挑戦する取り組みをしていると感じる。勝っても、勝つ続けるために立ち止まらず進化し続ける。アートと同じで新しいことをすると、目立つので批判は必ずある。でも守・破・離で青学が挑戦するから、業界全体の活性化につながっていると思う。
 
 
いやーこれ書いてみて気付きましたが、この5つって勝つために選手も磨きたい力ですねキョロキョロ
 
指導者がロールモデルになって、選手に指導できたら理想的キラキラ
 
 
そして最後に、原監督のすごさはやはり選手の「人としての成長、自立する選手の育成」を、究極的に追求し、体現していることお願い
 
「人としての成長、自立する選手の育成」がとは一体どういうことなのか、具体化されいるのでしょう。
 
だから選手が強くなる炎。だから勝つのですね炎
 
 
<参考>
・原晋(2015)フツーの会社員だった僕が、青山学院
大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
・原晋(2016)人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む勝利への哲学157
・日刊スポーツhttps://www.nikkansports.com/m/sports/athletics/news/amp/202001030000553.html
・デイリースポーツhttps://www.daily.co.jp/general/2020/01/03/0013007655.shtml
 
 

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