前々回の投稿、前回の投稿の続きです
今回も「コーチングに役立つ 実力発揮のメンタルトレーニング(ロビン・S・ビーリー)」を参考にご説明していきます!
ここまでの2本の投稿で
・私が会社辞めて、研究と修行の道を選んだワケ
・スポーツ心理学/スポーツメンタルトレーニング「勘違いあるある」
・スポーツ心理学ってこんな学問です。おもしろいでしょ?
・スポーツメンタルトレーニングってこんなことなんです。おもしろいでしょ?
をお伝えしてきました
で、
メンタルトレーニングは、スポーツ心理学の研究で明らかにされている科学的根拠に基づいた
「選手の心理的スキルを高めるトレーニング」のことを指すんですが!
大事なことは
心理的スキルは「スキル」ですから、
学習可能ですし、トレーニングすることで身につけられるものだということです
まさに、競技の技術的なスキルと同じです。
例えばテニスなら、速いサーブの打ち方、エースが取れるようなフォアハンドの振り方など技術的スキルを高めるために知識を得て、指導者からアドバイスをもらい、何度も練習しますよね。
それと同じです
誰だって最初からエースを取れるわけないです。教えてもらって、何度もボールを打って、失敗して、また何度も何度も挑戦してだんだん競技の技術的スキルが定着してくるのと同じですから
「私、メンタル弱いんだよねー」
って嘆いてる時間があったら、
「よっしゃ、心理的スキル身につけるトレーニングしよ」
って行動しましょって話です
もちろんスポーツで高いパフォーマンスを発揮するためには心・技・体を成長させる必要があるので
技術・身体的トレーニングと心理的トレーニングの両方にしっかり取り組むことが大事ですね。
「でもさー。世界で活躍する一流の選手は生まれながらにして、心理的スキルも高いんでしょ」
と思っている人!
選手達はたくさんの時間をかけて心理的スキルを獲得しているんです
中には、何年もの競技での成功を通して心理的スキルを身につけた選手もいると言われていますが、、、
ほとんどの選手にとって、半端じゃないプレッシャーや混乱、不安など、普通じゃ考えられない状況の中で、
最高のパフォーマンスを引き出すには、心理的スキルを獲得するトレーニングが必要と言われています
そして最後に、著者が比喩を使って、メンタルトレーニングの重要性について、示していたのでご紹介します
『芝生の育て方』と『メンタルトレーニング』は似ている
と言っているのです
芝は定期的に肥料や除草剤をまいて、手入れするときれいな緑を保ち続ける。しかし、途中で手入れをやめると、時間が経つにつれて芝の質を低下させる雑草をが生え始める。芝生は肥料がなくても育つが、肥料が用いられた時の方が芝生の質はより良いものになる。
この比喩で、メンタルトレーニングが、選手(芝)にとって、より高いパフォーマンスを発揮し続ける(きれいな緑を保ち続ける)ために、必要な取り組みであることとその意味が、めちゃめちゃわかりやすく伝わってきます
私はこれを読んだとき、おもわずニヤけてしまいました
みなさん、どうですか?スポーツ心理学学んで、メンタルトレーニングしてみたいと思い始めていますよね
私が突然会社辞めて、勉強したくなる気持ちがちょっとわかった感じしませんか笑
どうしても書きたかったのでちょっと長くなりましたが、最後まで読んでもらえてうれしいです
でもまだまだまだまだ深い世界なので、またスポーツ心理関連ネタも投稿しますね
いま、私のモチベーションMAXです!頑張るぞ
※スポーツ心理学学ぶと、なんでいま私がモチベーションMAXなっているのかその理由がわかったりします。