タイトルはなんとなくサムさんfeat.です。
そのサムさん、今回珍しく【前日】から【宴】までブログ完走されました。
その【宴】の中で書かれていた、私の話ですけど…
トランペットも吹いてたしバレーボールもやってたけど、「奏者」とか「選手」なんて仰々しいもんじゃないからね。
トランペットは小学校の部活。
小学6年生のとき部長の権利だった鼓笛隊の指揮棒が振りたくて部長に立候補したら、顧問の先生に「おまえが抜けたら音がなくなる」とNGを出された程度の肺活量上等女児だっただけです。
まあそれに関しては、当時の小学校の鼓笛部が技術より音量だったのも確かながら、私に部長としての力量を見いだせなかった先生が遠回しに拒否した可能性も高い。
さらに中学校のバレーボールに至ってはベンチ入りすらしてません。
だいたい揃って「え、バレエ?バレー?」とか、どっちだとて私の体型と見合わせて混乱してたのサムみやさんなのに、なにが「選手」かw
なお小中学校の部活動を通して得たものは、曲がった両小指(トランペット)と、日常的な突き指で関節もが太くなった指(バレー)です。
そんな楽しかった宴の話。
昼から飲める店など犬山にそうそうありません。
が、観光地価格に目を瞑ればビールくらい飲ませてもらえるんじゃないかと、待ち合わせは城下町。
ランチ後にぶらぶらと向かったわけですが、いやもうすごい人。
ほんっと犬山って変わったな!
そうじゃなくても今観光地として時めく犬山城下町なのに、明らかランナーも3割くらいいる。
普段自分が遠征するときも観光はしていますが、スポーツウェアの人はあまり見ないので、マラソン大会で町が潤うというのが実感としてなかったけど、ハーフだと時間も早いし体力的にも余裕があるからか、走りついでに遊んでるんだなって人が割と見てわかる。
マラソン大会なら日本人主体だし(インバウンドにゲンナリしている)、自治体ももっと競って大会企画したらいいのに、などと勝手なことを考えながら散歩。
両側にびっしりと店が並んだ狭い通りを、我が物顔で歩き回る観光客。
そこに警備員が「車通りまーーーす!道空けてくださーーい!」
あ、そうか、歩行者天国の観光街じゃないのか、ここ公道なのか。
そうなると、この辺に住んでる人たちは大変だな、こりゃ。
「道広くしようかって話が出たんだけど、広くしちゃうと城下町の情緒みたいなのが薄れるって反対が出て却下されたんだよ」
地域住民に同情している私の耳に、同じように道の端に避けていたであろう後ろの小学生の声。
「へえ~〇〇くん物知りだねえ(リアル声:お父さん/心の声:とあこ)」
「社会で習ったから」
なるほど、教育って素晴らしい。
ほどなく走り終えたサムみやさんと合流。
待ち合わせしていたビアガーデンみたいなところは、同じく走り終えたランナーたちで満席。
他にないかと見つけたのは“森のマルシェ”。
屋外フードコートみたいなところです。
ビール(最初から2杯ずつ)と、おつまみをあれこれ買って乾杯。
冷たいもの飲みたくないというみやみさんは、具入りの赤いビール(別名ミネストローネ)をチョイス。
最初はまだ良かったんですよ、日が照ってて(日焼けはするけど)。
だんだん雪雲がわいてきて日が陰り、こうなると風がただただ冷たい。
久しぶりに会えて話すのが楽しい、でも体は冷える。
しゃべってばかりで食べないから食べ物もどんどん冷えていく。
でも寒さでビールがなかなか進まなかったのは不覚にも私だけだったようで、サムさんはあっという間にビールを飲み干し、どこかへ消えたと思ったらワインボトルを持って戻ってきた。
それを見たみやみさんが一瞬目を剥いたのを目撃したけど、そこはちゃんとした大人。
一滴もアルコールを飲んでいないのに、何も言わず飲兵衛たちが酔っぱらっていくのに付き合ってくれます。(私だったら一言言う)
ですが、15分くらいでさすがに我慢の限界が来たようで、店を変えようと提案。
みっしり肉付いてる上に防寒対策ばっちりで酒飲んでる私だって寒いんだから、シラフで体も防寒着も薄いみやみさんはそりゃ寒いよ。
一度火が入った?嘘でしょ?冷凍食品の自然解凍でしょ?ってくらい冷えっ冷えのたこ焼きとポテトと唐揚げを残し(食べようとしたけど冷えすぎで入っていかないw)、ワインは酒豪のサムさんがほぼ一人で飲み切って、屋外フードコートを後に。
みやみさんお待たせしました、申し訳ない。
そうこうしているうちに時刻は15:40、そろそろ開いてる店もあるんじゃない?と適当に歩いて見つけたのは角打ちっぽい店。
本体は酒屋であろうと思われ、外から見える店内にも空きがある様子。(酒の江口屋)
私たちが屋外宴会してるうちに、第一陣が引いたんでしょうね。
もはやどこでもいいと、すっかり冷えた一同は是も非もなく吸い込まれる。
一次会(屋外宴会)で、日本酒はあまり飲まないと話していたサムさん
「(酒屋だし)せっかくだから日本酒飲もうかな、とあこさん熱燗ですか?」
「え?あ、すいませーん、ハイボールください」
私が日本酒を飲みたいんじゃないかと予想し、自分は飲まないのに歩み寄ろうとしてくれていた気持ちを秒で斬る必殺仕事人とあこ。
もう会場があったかいだけで優勝してたもんですから。
一旦こうなると、二人延々ハイボールで宴は続きます。
みやみさんは甘酒からフルーツジュースへ移行。かわいい、そしてシラフで付き合ってくれるの優しい。
マラソンの話とか、大会の評とか、アメブロの話とか…
誰にでも基本無礼講のサムさんが、なぜか年下の私にずっと丁寧語だとかw(圧が強いから?扱い間違えると斬られるから?←仕事人)
2年前より3kgくらい増えたとみやみさんが言うのを聞いて、安堵のため息と共に「良かった!」とか言うのは田舎の親戚か、ランナーでは私くらいなものでしょう。(カリカリのランナー見ると心配になる←)
その中でどこかの大会を一緒に飲んで食おうという話になり、候補がいくつか。
なんとか一つに絞って約束ができたので、今年の楽しみができました。
話しても話しても足りなかったけど、物事には終わりがきます。
絶対的に払いが少なくて申し訳ないばかりですが、超楽しかったです、ありがとうございました。
3人で犬山駅まで歩き、お2人は改札まで見送ってくれました。
最寄り駅で寒くてポケットに手突っ込んだら、サムさんのマグマが入ってた。ありがてえ。(早々に記憶喪失)
てか朝3つ付けてたはずの指輪が、帰ったら1つしかなくなってた。
一つは二軒目の店のトイレへの道(バックヤード)を歩いてるときの腕振りで吹っ飛んでった記憶があるけど、もう一つどこに落としてきたんだろう。
安物だからそれ自体は諦めつくけど、せっかく中学のバレー部で得た太い関節が役に立たなかったの、太いだけでなんにもなってなくて笑うw
サムみやさんにはお土産もいただきました。
並ばないと入手困難な代物ばかりで、お金ばかりか時間まで使ってくださりありがとうございます。
父にも分けてあげて(冥途の土産にw)一緒に食べようと思います。
今回桃太郎神社も未踏とのことですし、また愛知にお越しください。
1時間かかろうが2時間かかろうが会いに行きます!
おまけ
サムみやさんが犬山に着いた日、私が自宅近辺を走っていた時の写真。
これを送ったところ、寒いの苦手なサムさん、丁寧語も忘れて「えーっ!これどこーっ!?」って怯えてておもしろかったです。
この時期は寒かったですねー