出端を挫く | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

かれこれ一ヶ月前の話になります。

あ、ネタが尽きてきたので。(´∀`)(←正直)


そしていつもに増して長いです。




あれはついこの間、2013年元旦のこと。


2012年の大晦日に、翌年の目標もしっかりと決めて

フロントガラスも凍る早朝から、カルディの福袋を買いに出かけた私。



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行きの道のりは信号が全部青で、幸先のいい一年の予感。


目的のショッピングセンターに到着し、車から出ると

開店30分前の店にはすでに大行列。

数人配備された警備員の、入り口担当が脇に回れと誘導中。

長蛇の列の最後には、「最後尾」のプラカードを持った警備員。


イヤでも気が焦ります。(°Д°;≡°Д°;)


そうでなくても、初福袋の私

「福袋=並ぶ」

という程度の知識はあっても、実際どれほどのものかは知りません。


えらい並ぶんだな~、これ買えるのかな~。


と、続々やってくるお客たちにつられて走り、少しでも早くと並ぶ。

寒い中、ケータイをいじりながら待つこと25分。

列が進み始めました。


すると、スタスタと私の後ろから私の前へくる女、1人。


おいおい、ちゃんと並んで進めよ。( ̄へ  ̄ メ凸

みんな並んで待ってんだからさ。


ユニ○ロのウルトラライトダウンを着たこの女、察するにブラジル人。

見た目はほぼ日本人なのですが、並んでいる時に

列の脇を通っていった男とポルトガル語で

大声で会話をしていたからわかりました。


当たり前のように私の前を歩くブラジル人にイライラしてきた私。

この女、並んでる時からじわじわ前に来てたので気になってたんです。


外人だからって許されると思うな。


躊躇いましたが、思い切って肩を叩きました。

振り返った外人に立てた親指をグッと後ろに示し


「後ろ。並んでる(`・ω・´)」


どっちが外人かわからないカタコトw

英語も話せないのにポルトガル語なんて無理


絶対通じたと思いますが、外人、無視。

これで一気に頭にきた。ちなみに私の怒りの沸点は30℃付近です。


進みながら何度も肩を叩き続けてやりました。

外人は一度振り返っただけであとは無視。いい根性してやがる

それでも叩き続けた私も相当なものですが。


外人と並んで歩いていた、私の前にいたオジサン苦笑い。

「外国の人だからねえ」


ええ、その通り。

でも日本人みんなが気が弱くて人がいいと思うなよ。

私のイライラはこの時最高潮。


そのうち、延々肩を叩かれること

さすがの外人もいたたまれなくなった(うざかった)と見え

でも、あろうことか走ってさらに前に行きました。


ナンダアノオンナ!!(╬ಠ益ಠ)


国ヘ帰レ!!

ゴ━━━━(╬゚◥益◤゚) ━━━━ルァ!!



まさにこんな心境でしたが、まだ辛うじて理性が残ってたので

さすがに追いかけることはせず、おとなしく(←?)その場に留まりました。


気が付けば、いつの間にやら店内に入っています。

開店前に、入れるだけは入れてくれた様子。

手には入り口で配られていた整理券を握っておりました。


気を取り直して、店内を列の後について歩きます。

なぜか三角コーンで仕切ったルートが作られており

その間を、ぞろぞろと進む長い列。


やがて歩みの止まった一行。

その時、私のいた場所は・・・




カルディの真ん前。

左右を三角コーンに挟まれた目の前に、山と積まれた福袋。




・・・ん?・・・あ、あれ??∑( ̄Д ̄;)


私が並んでるこれ、何の列?


・・・この整理券、なに??


軽く挙動不審になった私。

先ほどの外人との一件を全て見られていたオジサンに


「すいません、これ何の列ですか(;゚;∀;゚; )


訊くしw


オジサンはこう答えました。

「1000円で一回、ハズレなしのクジが引けるの。

絶対もらえるのは、ティッシュと商品券。当たれば豪華景品」


なんじゃそりゃ――――!!!!


ワシ間違うとるがな!!

並ぶ列、完全に間違うとるがな!!!




さてみなさん、覚えてらっしゃいますか?

私が張り切って去年の大晦日に立てた2013年の目標。

第一に掲げたのが


無駄にイライラしないでした。




これ以上ないほど


無駄に


イライラしてた件。




自ら出鼻を挫いた2013年元旦。


誰にどれだけ横入りされようが

さっさと順番抜かしされようが

痛くもかゆくもなかったというオチ。・゚・(ノ∀`;)・゚・



来る時感じた幸先のいい予感はどうした。



呆然としている間に正月音楽とアナウンスが

明るく流れてきたショッピングセンター内。


握りしめていた整理券は前のオジサンに進呈し

三角コーンをまたいで、2013年1人目の客として

カルディに乗り込んだ私でした。



オジサンには超感謝された。