そもそも、私が今回受けた手術は一体どういうものなのか。
男性はもちろん、女性もイマイチわからないって方、多いと思います。
簡単に言うと、子宮頸がん(になるかもしれない)細胞を切り出す手術。
子宮の入り口部分を円錐状に切り取り、異形(がん)細胞の有無や状態を確認します。
がん化してても0期の上皮内がんで、切断面にがん細胞がない陰性ならそこで終了。治療も完了とされます。
がん化しておらず、異形成細胞だっただけなら当然終了。
子宮頸がんは他のがんと違って、HPVというウィルスで感染することがわかっています。
このウィルス、女性の8割が生涯一度は感染するとされている至ってありふれたウィルス。
通常はその人が持っている免疫力で排除されるのがほとんどですが
何かの原因で免疫力が落ちていたり、ウィルスがしつこかったり(何この雑な説明)すると
体内に残り、長い年月をかけてがん化します。
(がん化する細胞の型がありますが、それは割愛。詳しくはGoogle先生へ)
私の円錐切除術までの経緯は、簡単にまとめると
2011年11月 子宮がん検診でクラスⅢa(LSIL)
↓
その後、自然治癒(7割は正常に戻る)を目指して3ヶ月毎に検診
↓
2012年12月 甲斐なく検診でクラスⅢb(HSIL)
↓
2013年1月 子宮頸部円錐切除術←今ココ
まあ、私の場合は高リスク型のウィルスに感染してたので、
クラスが上がるのも想定内でした。むしろ
がんになる前に発見できるじゃん、ラッキー☆
くらいの思考だったので、ネガティブ主治医が
「ああ、とあこさんね今回‥‥‥(暗)」
と検査結果出してきた時も
「あらっ!クラス上がっちゃいましたね!」
とさくさく術日決めて、診察室を出てきました。(;^ω^A
もちろん、子宮頸がんの細胞診は全幅の信頼をおけるものではないし
もしかして、切ってみたらタチの悪い細胞で、すでにがん化して進行してるかもしれない
という不安は当然あります。
自分でもそれに気付かず不安定だった時期があったようで
その時は彼に当たり散らして(悪いことに本人自覚ない)大喧嘩になってました。
でも切ってしまえば、あとは待つしかない。
どんな結果でもそれは自分の体、向き合うしかないんですよね。
手術前までは色々な思いが交錯しましたが、今はすっかり落ち着いてます。(*^▽^*)
それに術後、切った断片を写真でもらったんですが
見たらまあキレイな肉片!(←)
ちょっと脂身多めの、高い肉って感じでした。
それ見たらとても悪いものには見えないし、なんか妙に安心しちゃった。( ´艸`)
ま、素人目なんでまったくアテにはなりませんけど。
希望者がいたら、肉片写真アップしますので言ってくださいw
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