3月4日(金)
平成23年阿久比町議会の二日目の一般質問に最初に私が立ちました。
私の一般質問は
一.療育・障がい児保育の現状と今後は
二.3人乗り自転車の活用を
三.「電動アシスト自転車」購入補助制度の取り組みを
療育・障がい児保育について、あるお母さんの手紙を紹介し、皆様に療育への取り組みへの必要性のご理解を求めました。
ここで紹介いたします。
『さとる(仮名)は、3歳で自閉症スペクトラムと診断されました。阿久比町内には療育施設がなかったため、常滑市にある「千代ケ丘学園」に3歳から2年間週5日母子で通いました。さとるは2年間通ったことでできることが確実に増えました。家庭内だけでは体験させられないこともたくさんさせてもらえました。親である私自身も色々学ぶことができました。しかし、阿久比町内の保育園に通っている上の娘と、常滑に通っているさとるを送迎したり、行事に参加するため往復したりして、私が体調を崩し、休むこともたびたびありました。さとるのことは、近所の人にあまり知られていません。2年間、常滑に通っていたことを知っている人も限られています。これから先、阿久比町で住んで行く上で、やはり周りの人々に迷惑をかけたり助けていただくこともあるかと思います。「こんな子が近所にいるんだよ。」ということを知ってもらいたいのですが正直なかなかこちらからは言うことをためらってしまいます。阿久比町内に療育施設があれば、町内の同世代のお子さんたちと交流していけると思うし、自然に知ってもらえるかと思います。町内に住む同じ思いのお父さんやお母さんたちとも知り合えるし、色々な情報交換や交流の場になると思います。ぜひそのような場を作って下さい。お願いします。』
今まさに、阿久比町での療育への取り組みは待ったなしで、支援は必要不可欠です。