「やりたいことを全力でやるには、人生の目印となる灯台が必要」
5月1日、ゴールデンウィークで奈良に帰省中だった本校OBのWさんが、
講演に来てくれました。
Wさんが在籍していた当時の学年は、個性豊かで、自分の目標に対して主体的に行動できる学生が多くいました。
友人同士で勉強合宿を企画するなど、大学への編入学にも大変熱心で、
卒業時には「後輩たちのために編入学の説明会を開きたい」と自ら申し出て、
素晴らしい説明会を開催してくれたほどです。
その際にWさんが作成してくれたスライド資料は、
学生たちの進路指導で活用させてもらっています。
特に、「やりたいことが決まらないと、進むべき大学は決まらない。
やりたいことが決まらないのは、自分が行動していないからだ」というメッセージは、
非常に印象深いものでした。
そのような関係で、Wさんの帰省に合わせて今回の講演が実現しました。
講演の中でWさんは、「やりたいことを全力でやるには、人生の迷子にならないための
『灯台』が必要。自分が大切にしたいこと、好きなこと、得意なこと。
それを灯台として取り組んでいけばいい。
行き先を見失うと達成感がなく、常に渇望状態になってしまう」と熱く語ってくれました。
さらに、「おそらく、ほとんどの人の中に『やりたいこと』は既にある。
それが言語化できていないだけだから、自分たちの灯台について話し合ってみよう」と、
ワークショップも実施してくれました。
学生たちはとても活き活きとした表情で、お互いの好きなことや大切にしたい価値観について、
ニコニコと話し合っていました。
ワークショップの後には、進学に向けた具体的なアドバイスもいただき、
大変有意義な時間となりました。
実は、昨年度のホームルーム等の時間でも、
私から繰り返し「目標や成し遂げたいという願望を持とう。
そこから行動が生まれ、経験が育ち、また次にやりたいことが見つかる」と伝えてきました。
私もワークショップ形式で学生に考えてもらう時間をとってきたのですが、
年齢の近い先輩が自分たちと同じ目線で語ってくれる言葉は、
学生たちの心にまた違った形で真っ直ぐに響いたようです。
私自身も、Wさんの学生の思いを引き出す巧みさに、教員として大いに学ぶところがありました。
学生たちが、この講演をきっかけに自分の「灯台」を見つけ、力強く進んでいってほしいと願っています。
お忙しい中、後輩たちのために貴重な時間を割いてくれたWさん、本当にありがとうございました。