私も年齢には勝てず、あちらこちらに不調が出てきて、
いろいろな薬を毎日、飲まなければならなくなってきました。
体調がすっきりしないと、気分もなかなか晴れないものですね。
ところが、同年代の方と話をする機会があると、
皆さん似たり寄ったりの状況であることが分かります。
「なんだ、自分だけじゃないんだ。みんないろいろあっても、
上手く不調と付き合いながら頑張っているんだな」
そう気づくだけで、不思議とちょっと気持ちが楽になります。
学生の皆さんは、私のような年齢からくる不調こそまだないかもしれませんが、
心や身体のこと、若者特有の葛藤など、いろいろな悩みを抱えていると思います。
そんな時、「自分だけがこんなにしんどいんだ」と思い詰めて、
一人で塞ぎこんでしまうこともあるかもしれません。
しかし、担任として日々学生たちと接し、様々な話を聞いていると、
種類は違えど、本当にみんなそれぞれに悩みを抱えていることが分かります。
悩みのど真ん中にいる時は、「こんなにしんどいのは自分だけだ」と
思ってしまうものですよね。(それは当然のことです。)
でも、もし少しだけ顔を上げて、
「そっか、周りも案外いろいろ抱えながら歩いているんだな」と
気づくことができたら、ほんの少しだけ気分が晴れるかもしれません。
すぐにそう思えなくても大丈夫です。
ただ、「一人で抱え込みすぎなくていいんだな」ということだけ、
頭の片隅に置いておいてほしいなと思います。
手元の薬袋を眺めながら、そんなことを考えました。