こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。
キッチン用品のご紹介記事その2です。
その1は↓
今回、気付いたら計量系のものばっかりでした(汗)。
いかに計量に頼って料理しているかがわかりますね。
④計量カップ(3個セット)
ごく普通の計量カップなのですが、200cc、100cc、50ccのカップがセットになっていて、重ねて収納できる商品。
これも何度か買いなおして20年以上愛用しています。
目盛りが読めない視覚障碍者にとって、200ccカップで2分の1カップを計量するのは至難の業です。
でも100ccカップがあれば満杯にいれるだけで2分の1カップが量れちゃう。
また、計量スプーン3杯は難しくても、50ccカップ満杯ならなんとかなったりします。
醤油やみりんなどの液体はもちろん、小麦粉や砂糖などの粉ものの計量にも使っています。
⑤さじかげん
こちらは量れる醤油さし、といった商品。
牛乳瓶ぐらいの太さの円筒形で、牛乳瓶よりは背が高いです。
てっぺんに細長いそそぎ口が飛び出していて、傾けるとそこからちょろりと醤油が垂れます。
さらにボディをぎゅっと指ではさんでつぶすことで大さじ1杯(15cc)の醤油が飛び出すという仕組み。
ボディの特定の部分をはさんでつぶすと今度は10ccが飛び出します。
我が家では醤油を入れて使っていますが、液体ならなんでもOK。色んな調味料に仕えると思います。
また、料理中はもちろん、卓上でおかずにお醤油をかけたい時にも活躍しています。
1度傾けて出る量も、ある程度決まっているのでどばっと出ることがないんです。
こちらもロングセラーの人気商品なのでアマゾンや楽天でも購入できます。
下は日本点字図書館のページ。
さじかげん以外にもプッシュすると特定の量の液体が出る便利グッズは色々あります。
使いやすいものを探してみてください。
⑥だしかげん
さじかげんの姉妹商品なのかな。
こちらは顆粒状の調味料を入れておいて、口を開けて傾けると5cc(小さじ1杯)が出てくるというもの。
大きさはさくまドロップの缶を少し大きくしたぐらい。
東名のプラスティック製なので中身が見えます。分解して洗うこともできます。
私は顆粒のコンソメを入れて使っています。顆粒コンソメ小さじ2杯でコンソメキューブ1個分なので計算しやすいです。
こちらも粉ならなんでもいけそうですが。使った感じ、ある程度粒のある、サラサラしたものが使いやすいような。顆粒の和風だしのもと、とりがらスープの素とかかな。
湿気ると中で固まることもあるので、インスタントコーヒーは向かないかも。
⑦貝印の計量スプーン 5本組
こちらは剃刀や毛抜きなどの金物で有名な貝印の計量スプーンのセット。
ステンレス製で、さじ部分が円筒形になっているのも特徴的です。持ち手が板状になったひしゃくという感じ。
調理台に置いた状態で計量できるので、視力のある人なら液体を量るのにも便利。
私にとっては大さじ小佐治だけでなく、小さじの2分の1、小さじの4分の1が量れるのがいい!のです。
料理レシピには小さじ2分の1ってちょいちょい出てきます。塩や砂糖、片栗粉や小麦粉など特に粉末系の計量にはかかせません。
⑧音声測り
乗せたもののグラム数を読み上げてくれるデジタル量りです。
見た目はごく普通のデジタルキッチンスケールで、サイズ感も普通。
お菓子作りに使いたくて買いました。6000円以上するので、お安くはないんですが。
お菓子作りだけでなく、料理の時にも気軽に色んな材料を計量できるのがありがたくてありがたくて。
もう二度と手放したくない!と思ってます(笑)。
下は日本点字図書館のページ
便利な調理グッズは他にもたくさんあると思うので、ぜひ色々試してみてください。