こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。

前回の物の見分けその3で目印シールについて少し触れました。

 


この際なので収納以外で活躍している目印シールについても書いてみようと思います。

私の場合、目印用シールは家電製品などのスイッチの見分けに使うことが多いです。
パソコンのキーボードのいくつかのキーに貼ったり、洗濯機のボタンの目印にしたりですかね。

そうそう、以前ガスコンロを使っていたときには、火力調節レバーの下に1箇所シールを貼って火加減の目印にしていたこともあります。
これ、火力調節のときにものすごく助かるので、料理をする視覚障碍者の方には強くお勧めします。
私の場合、見える人に「中火」の火加減に調節してもらった上で、そのレバーの位置にシールを貼って使っていました。

また、覚えきれないぐらいたくさんのボタンが並んでいる場合、しょっちゅう使うボタンはシールなしでも位置で覚えられるので、たまにしか使わないけど大切なボタン、例えばテレビリモコンの音声切り替えボタン、エアコンリモコンの運転切り替えボタンなど、にシールを貼るのがおすすめです。
たくさん貼ってしまうと逆に分かりにくくなるので、ここぞという所に使うのがいいかもしれません。

ちなみに今使っている電子レンジには20個ほどのスイッチがついていますが、シールは貼っていません。
使うボタンはそのうち半分ぐらいだし、使うとなったらしょっちゅう使うので位置で覚えていられるからです。
同じ理由で炊飯器にも貼ってないですね。

※追加情報です。
視覚障碍者に使いやすい目印用シールを日本点字図書館のオンラインショップ、大阪の日本ライトハウス、名古屋ライトハウスのページで見つけたので参考までにリンクを貼っておきます。
日本点字図書館ではネットショップでの購入が可能です。
日本ライトハウスと名古屋ライトハウスはネット購入はできませんが、電話注文の上郵送してもらうことはできます。代金引換購入も選べます。
また、100円ショップや文房具店などで売られている小さなシールの中から使いやすいものを選んで購入する方法もありますよ。

・日本点字図書館

 


・日本ライトハウス 日用品の一覧ページ

 


・名古屋ライトハウス 日用品の一覧ページ