こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。
以前の記事で、日立の洗濯機用の点字シールをメーカーで用意してくれていてそれを取り寄せたという話を書きました。
日立のサポートセンターに電話して使っている洗濯機の型番を伝えると点字シールの用意があるかどうかをまず調べてくれます。
私が数年前に購入して使っている縦型洗濯乾燥機(ビートウォッシュ)のシールはありますよとのことで、早速郵送で送ってもらうことになりました。
一週間ぐらいでシール到着。
大判の封筒にシールが2セット入っていました(予備ってことかな)。
シールは透明プラスティックで左右2枚にわかれています。
「スス(すすぎ)」、「ダツ(脱水)」などの点字が並んでいて、そのそれぞれの下に指先サイズの穴があいています。
洗濯機のタッチボタン部分にこのシールを2枚そろえてきちんと貼ると、この小さな穴がタッチすべき所にピッタリ合うので、隣のボタンと間違うことがないんですね。
よくできてるー。
ボタン名の点字が並んだだけのシールを創造していたので、うれしいサプライズでした。
日立さん、本当にありがとう!
ちなみにこのシール張作業は晴眼者の家族にお願いしました。
ボタンの位置を合わせないといけないので、結構ちゃんと見えていないと無理そうです。
で、ここからは個人的な感想というか、蛇足なんですが。
こういうタッチ式のボタンの場合、点字がボタンの手前にある方が使いやすいような…、という気はしました。
タッチする前にまずは点字の書いてある場所を探さないといけないので、手前にタッチ部分があると他の指がうっかりタッチ部分に触れてしまったり、点字にたどり着く前にタッチ部分を触っちゃったりしそうだなと。
手前に点字があると、点字部分にアクセスしやすく、そこから上に指を滑らせればいいだけなので、失敗が減りそうです。
ただ、うちの洗濯機の場合タッチ部分の作り的にちょっと難しそうではあります。
とはいえもちろん点字シールがないより会った方がいいに決まってます!日立さんの取り組み、素晴らしいです。
他のメーカーの洗濯機にも、もれなくこういう点字シールが用意されるといいですよね。