ふんわりまとう | 猫とお絵かき -Drawing with Cats☆

猫とお絵かき -Drawing with Cats☆

ゆるい猫飼いと暮らす普通の猫たちの日常と、飼い主のたわごと。
時々飼い主のお絵かきが入ります♪

は~るが来~た♪は~るが来~た♪何~処に~~~来た~~~~~~♪

てなもんで、桜!
来た─(─(─(-( ( (゚∀゚) ) )-)─)─) ─ !!!!!

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一番咲いてるように見える角度w

温暖な南関東のこの辺りですが、ここ寄り北の東京より、桜がちょい遅い。
冬、充分寒くならないから、花芽スイッチがなかなかONにならないのだ(^^;

ウグイスも、やっと「ホケ?ホケ?」と鳴き始めました^^
この土日は、お花見日和ね♪

桜 お団子 桜 お茶 桜

以前、「キモノは決して堅苦しくない!」「動けなくない!」
「着慣れれば、現代の日常生活の範囲では、問題なく活動的!」「飛んだり跳ねたりも可!」「家事OK!」

…みたいな事を書いたと思う。

実際、そうだと思うんだ。着るのだって、普段着は、そんなにキツイもんじゃないし、
補正も要らんし、ポイント掴めばそうそう着崩れるもんでもないのです。

祖母、曽祖母の着方と、今の着付けの「理想」は違うから、
一概には「昔の人は着物で働いてたから大丈夫!」とも言えないけれど、
まぁ、今時の家事なんて、祖母、曽祖母の時代よりカンタンぽんな事が多いし、
社会生活全般、昔より全然、カラダ動かす必要ないから、問題ないさw

仕事だってさ。考えてみりゃ、デスクワークとか、制服仕事なら、
通勤に和服だって別に良いじゃん?!(゚m゚*)プッ それは微妙…( ̄▽ ̄;;

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斜面の陽当たりによっては、まだ全然。

キモノ初心者を標榜するブログをチラチラみてると、
「ワタシは現在○分で着られるようになりました!(;゚∀゚)=3」的な記事が時々ある。

別に、早さ競っても意味ないんだけど、計ってみたら、私の場合、
顔と髪とおぱんちゅ済。肌襦袢とスソよけからスタートで、帯(半巾)締め終わるまで、
TV見ながらボ~ッと、普段着なりに慌てず丁寧に着て、平均7分…

風呂上がりは、長襦袢のまましばらくウロチョロ涼んでるから、もっと時間かかる(゚m゚*)プッ

コレを早いとみるか、遅いとみるかは、状況によるかな?
寝起きに「40秒で仕度しな!」と云われたらちょっと困るが、40秒は洋服だって無理かも知んない(^^;
とりあえず、目をつぶって着るのはさすがに無理だが「キモノ着る=大仕事」じゃないのは確か。

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赤い新芽。コンデジとマイクロ4/3だと、モブの写りが違うなぁ(^^;

団塊Jr.以降の、大半の現代日本人女性のキモノ体験って、
もしかして、成人式のアレが最初で最後?( ̄▽ ̄;;
着付け師さんも、もしかしたら年一回借り出されるだけかもしんない。
それで、ハレ着をグルグル巻きにされたら、トラウマになっても仕方ないわな(´;ω;`)

まぁ、礼服は、ガッチリ巻かれても仕方ないw
でも、雑誌に載ってる”美しい”着付けは、動かないのが前提の、後ろ洗濯バサミだらけで、
写真写りが良いように作ったハリボテに顔が生えてるだけと思うがヨロシw

キモノが生活着だった祖母、曽祖母の時代の着方、つまりキモノと共に生きて来た本来の着方と、
現代の「着付けの理想型」は、実は全く違うもの。

そもそも、現代のタイトで寸胴な着付けは、日常着であったキモノ本来の着姿ではなくて、
明治以降に西洋人の衣服文化との接触に始まった、社交界のための着付けが原型にあり、
更に、昭和30年代に、戦後の日本文化否定期に不振にあえいだ業界が、
着る人不在で作り上げた『洋服のセンスを取り入れてみた』着付けらしいの。

昔の洋服は、今のものよりはるかにタイトなものだったw
女性は、ココ・シャネルが、ジャージのあっぱっぱー作るまでは、コルセットが当たり前だったし、
男性なんか、いまでもスーツは「カラダにピッタリ」が本格仕様。
そもそも、あれって西洋の、あのヨロイのデザインがベースなのだからして。

西洋の衣服のタイトさは、当時の流行もあるかもしれんが、
オーダーメイドの立体裁断だから実現した部分もあるんだろう。

その当時の「西洋の衣服の常識」に合わせて、
まず、明治に、社交界お出かけ用の着付けとして、
タイトな着付けがスタンダードとして求められたんだろうと思う。

その時点では、まだ、平服としての和服も生きてたから、
平服と正装の着方の違いを、誰もが理解してたので、それでも良かった。

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コンデジの場合、これくらい背景と色が違う方が、ちゃんと写るね。

でも、昭和の戦後の日本文化駆逐期。
キモノを着る人が減り、キモノの着方が忘れられる中、
その一方で、まだ西洋のなんたるかをモノにしてないにもかかわらず、
「洋服のセンスを取り入れてみました( ー`дー´)キリッ」…という書かれた着物の本の写真を見ると、
奇妙にボディコンシャスで、かなり変。

あの当時。洋服としても、和服としても、ポイントのズレまくってるのです(´・ω・)

あの頃はあの頃で、必死だったんだろうけど(^^;

私個人としては、今の若い子らは、ちゃんと洋服の作法をモノにした上で、
和服を取り入れてるので、よっぽど器用に和洋折衷してる気がする。
「正しい着付け」に属する人は、眉をしかめるかな?(。-`ω-)

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比較的スッキリした背景…というか、三分咲き(^^;

そんなわけで、今の着付けは、キモノ本来の着方と違うから
色々奇妙だったり、無理な所が沢山あって、
その作られた理想通りに「正しく」着付ける為には、余計な小道具が必要だったり、
動けなかったり、苦しかったりするのでござる。

んで、そんなややこしい衣服が、本当に日常着だったとしたら、
たしかに「和服は、洋服より劣る」
「洋服より不便」「洋服より暑くて寒くて着心地悪い」「着るのが大変」etc…と、
思われても仕方ないけど、それは誤解だっ!あせる

まぁ、業界主催の「着付け教室」的には、
あの着付けが「正統」でないと、いけないのかもしれないけどね( ゚∀゚)アハハ

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これも黄色い。カタバミの園芸種。しかし何で「片方食べる」なんて名前なんだ?(・・。)ゞ

本来、和服は、着る人のカラダに合わせて、ふんわりと空気と共に「まとう」もの

今のキモノ…長着の前の小袖の時代から、長着が成立した江戸時代を通じて、
日本の衣服は、そういう着方をされてきた。

私はまだ、そんなに上手に着てるワケじゃないけど、
それでも最近、時々「包まれてる」感覚、というか、
時々、キモノに包まれた空気の中でカラダが浮いてるような感じがある(*´ω`*)

薄い平織りの布だけど、それを折り畳んでカラダの形を包むので、
着てる枚数よりも多くの布が重なり、同じ枚数の洋服よりも、空気の層が沢山出来る。
そのせいか、私の場合、和服の方が、洋服よりも温かく過ごせる。

夏は夏で、布と布の間に空気が通るから、団扇さえあれば、すーっと涼しい。

この構造と、それが持つ独特の機能も、和服ならではの風土に見合った合理性。
和布だって、軽くて冬は空気を含んで温かく、夏は肌に貼り付かず汗を吸い、乾きも早い。

日本の夏に西洋の衣服が暑いのは仕方ないとして、
冬の気温は、西洋の方が絶対低いのに、和服の方が温かいのは、不思議なもので。
もしかしたら「西洋の寒さ」と「日本の寒さ」には、何か違いがあるのかもしれない。

…西洋在住の誰かさん…ひとつ検証してみない?w │゚д゚)ノシ<ネェネェ

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白い沈丁花(♂)。日本には♀がほとんどいないそうな。

キモノが「拘束衣」というなら、そういえば、
子供の頃から縦に大女だった私にとっては、洋服も、かなりの苦しいものだった事を、
ゆるく着物を着てる最近、あらためて思い出すのだ。

9号⇒11号とサイズを上げても、横にばかり大きくなって、縦は短いままの日本の既製品の洋服だと、
縦のダーツの位置が合わなくて、それが常に、ストレスだったの(^^;

今も、日本人の標準体型からちょっとズレているので、似合う形の洋服がとても少ない(´・ω・`)
チュニックブラウスとか、丈の短いジャケットとか、もう最悪。
でも、一旦流行ると、どの店もそればっかになるから、超困る orz

洋服は、オーダーメイドなら、それはもう、まさにカラダにピッタシで素晴らしいのかもしれない。
だけど、既製品だと、形の合わない立体の中に、無理矢理カラダを押し込む事になるのです(´;ω;`)

そんなわけで、私の洋服は、テーラーのスーツ以外は、ほぼ全てが伸縮素材のカットソー。
それも、流行と好みや、似合う似合わないが合わないと、着れるもんがなかなか見付からない。

もう、いっそ自分で作るしかない!と、洋裁してた頃もあったけど、
流行の形じゃないと、型紙すらも入手出来ない。
。:.゚ヽ(T∀T。)ノ゚.:。 ゜

いくら凝り症でも、流石に型紙ゼロから起こすほどのスキルはないよ _|\○_


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大犬のωωω…(゚m゚*)プッ こういう小さい花を見てると、またマクロ撮りがしたくなる♪

洋服は、既製品の時代になって「自然の物を、人工物によって矯正する」という、
「いわゆる西洋文化」の方向性と一致してしまったのかもしれない。
そういう特徴って、当の西洋より、日本のような「マネっ子」の方が、顕著な気がする(´・ω・`)
マネっ子自体が、極めて人工的な作業だからかね?

一方、和服の着装形式は、
奇しくも「自然物の流れに沿って、人工物の側を調整する」という、
いわゆる東洋的な思想に合致してる…ように思えるが、
偶然なのか、それとも、そう見える部分をピックアップしちゃってるだけなのか、
あるいは、文化的な感性というものは、生活の隅々にまで行き渡り、顔をのぞかせるものなのか。

私は、目が腐ってるので、よくわからないw


ペタしてね


と、まぁ、見事に記事と関係ない写真を並べたけど、
そろそろ、またμ4/3持って、こっそりお出カメしたいなぁ♪
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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未体験ゾーン(゚m゚*)プッ