<一個前の記事
の続き。>
ありがたい事に、
ぬくぬくした帰宅難民だったワタクシ(-人-)
それでも、緊張のせいか、明け方の1時間程しか眠れなかったが、
疲れも感じず、スッキリ動ける。
なんと素晴らしいカラダのシステム
私の場合、環境が良く、疲労を感じにくかったのは、もちろんだけど、
眠ってる場合じゃないほどの緊急事態には、
眠らなくてもカラダやアタマは働くし、そもそも眠りに落ちないのだね。
もちろん、この状態が長く続くと、
ストレス性の病気になっちゃう事もあるんだろうけど、
瞬間的には、スバラシイ!!( ゚д゚)o"グッジョブ!
良いお天気の翌朝。
電車がまだ動いてなかったら、歩く気満々だったのだけど、
幸い電車は、動いてた。
東横線は、コツコツ地道に普通電車で、都内から帰る人を運んでいた。
平日、夜7時半くらいの混み具合。
皆一様に疲れた顔で押し黙ってる。
駅に着く。席が空く。
が。誰も座らない(@_@;)
立っていられる人は、立っている。
無言で、疲れの大きい人、高齢者に席を譲る。
いつもの、これくらいの混み方の時とは、雰囲気違うわ(・・。)ゞ
横浜駅では、ヨドバシカメラに携帯電話の簡易充電器を求めに行く。
以前は、電池式とUSB専用のを持ち歩いてたんだけど、電池式が壊れたばかり。
この際だから、ソーラー希望。
ちょうど10時で、開店直後。
入口入ってすぐの所に、防災グッズ売り場が出来てるしっ!(@_@;)
ソーラー充電器をGETして、お会計して売り場を出る頃、
ケータイ簡易充電器売り場は、人で一杯!(@_@;)
みな、職場や駅で一夜を明かした人たちかしら…
コンビニの棚は空っ。
昨日、駅前で足止め食った人たちが、食べたのね。
キオスクも空で、店を閉じてる所もあった。
しかし、横浜のダイヤモンド地下街では、
ホワイトデー向け高級菓子の特設売り場を開けていた(゚m゚*)プッ
OLさんらしき人、サラリーマンが、買っていた。
甘いモノ食べて、元気だして!
しっかし、エレベーターも全部可動。
こんなの絶対必要じゃないんだから、節電すれば良いのにと思いながら階段へ。
(階段上がれない人がいたら、みんなで手伝うべしっ!)
ルミネは全館休業だった。
JRは、まだ動かず。改札の奥には、人が大勢。
私鉄は、5分10分置きにやってきて、これまたコツコツ人を運ぶ。
駅の階段では、電車から降りて来た人たちが、
整然と並んで下りてくる…(@_@;)
普段なら、電車を降りた人たちは、
階段の幅いっぱいに広がって改札に殺到するので、←(;´∀`)
ホームに向かって上る人は、
人波を、かき分けかき分け、上がらなくっちゃいけないのだが、
その日、人々は、階段脇の幅1mを、ホームに上がる人のために開けて、
粛々と並んで下りて来たのだ(@_@;)
こちらもやっぱり、席が空いても、譲り合い、
なかなか誰も座らない…(@_@;)スゲェ
地元に着いて、駅のホームで、
「やっと帰れたーーーーーっ!!!」と、
若いメンズの歓喜の叫びが聞こえてきた(゚m゚*)クス
最寄の駅周辺は、江戸時代に作られた新田なので海抜が低い。
予報の通りの、3m超の津波が来たら、浸水しそうなもんだけど、その痕跡は無し。
ただ、川は、見た事もない程、真っ黒に濁ってた。
巻き上がるヘドロ。
こちらにも、やはり津波が来たらしい。
らしい、というか、この段階で、大潮の満潮よりも、潮位が高い?!(@_@;)
もしかして、今まさに津波中?!(((゜д゜;)))
街は普通の人出で、ワタシは家へ。
ワタシが見たものは、これだけです。
こっから後は、ワタシは外野。
日曜日の午後になって、やっと眠れた。
猫たちは、帰宅後最初の半日以降、驚くほど、普通にしてる。
柚子だけは、緊急地震情報が出るほどの余震では、
揺れが届く前に(!)飛び起きて、猫タワーの下に走っていたけど、
大きな余震もだんだん減っている。
余震が続いて、この先、何がどうなるかわからないので、
防災グッズの買い出しに行きたかったけど、
今行っても、みんな買い出しに走ってるのは間違いないし、
スーパーなんかも、品薄だろう``r(^^;)ポリポリ
実際、津波警報が解除された後、母が日用品の買い物行ったら、
主食類が空だったとか。
ココは被災地じゃないはずだけど…(・_・;)
流通が滞ってるせいなのか、買占めなのか、
.。o○”
だらだらと、猫と一緒に、TVに写る原発に向かって、
「頑張れー!」「踏ん張れー!」と、手に汗握って応援しながら、
土日を過ごした。
心から、本当に心から謙虚に、この普通の生活に感謝する。
しっかし、何が凄いって、日本人。
ここ数年、人心の荒廃を嘆いていたのが嘘みたいに、
当事者たちは、淡々と、粛々と、互いをいたわり合いながら、
コツコツ自分のすべき事をして、一歩一歩、着実に前に進もうとする。
阪神淡路大震災の時も云われたけれど、
大きな混乱や暴動を起こさない避難所の様子も、
整然と進む救助の様子も、素晴らしいの一言だよね。
被災者も、自衛隊、消防、警察などの救助隊のみなさんも、
電気屋さんも、鉄道屋さんも、
原発の作業員も、政府も、それぞれの場所で、
みんなみんな、カラダを張って、必死で頑張ってる…
頑張れ。頑張れ…!
(T人T)