先日の猫まんま記事にいただいたコメントを拝見すると、
やはり、みなさん思いが深いのだなぁ、と、あらためて実感。
その中で、モカちちさん
が、
『猫の飼料に関する情報が「科学的」でなくて、よくわからない…』 というような事を、
書いていらっしゃいましたが
まさに、私もそのストレスに耐え兼ねて、
うおーっ!愚痴ってやるぜーっ! と、このテーマを立てたのです(^^;
愚痴と素朴な疑問を唱えながら、
自分の現在のスタイルを確認しようとゆー試みです。
コレを読んだ方も、それぞれのご自分の方向性におもいを巡らせたり、
みなさまのお家のやり方の中にある、
今の我が家とは違う、別の可能性について教えて頂けると、幸いです^^
空飛ぶ橙太。うそ。先週、暑くて床に伸びる橙太。
先週初め、また、ハンストに突入してた甜々ですが、
先週半ばからは、朝晩のごはんを、
それぞれ30分~2時間程度の間に2~3回に分けて、
食べて欲しい量は、きっちり食べてくれてます。
食べない頃の辛さの反動で、
朝、6時前でも、甜々が「ごっは~ん!」と一声鳴けば、
「おおお!よちよち♪ゴハンか!ゴハンか!」と飛び起きる下僕道♪
おさらいすると、2月の初め。
ひどい便秘でおなかが張ったか、食事が喉を通らなくなった甜々。
それまでは、皿の裏まで舐めるほどの食欲旺盛な猫だったのに、
開通後も、食べない癖が残ってしまった。
その頃の食べ方ときたら、
大粒のヒルズのヘアボールシニアは、「重くて持ち上がりません」 と文句タレ、
小粒のロイカナや1stチョイスは、「小さくて口の端から落ちちゃいます」 と文句タレ、
表面をしばらく舐めて食事終了とゆーものでした。
めきめき減っていく体重 (TωT)
歯や歯茎のトラブルも考えたのですが、そっちはクリア。
水で半生程度にふやかしたり、
ミキサーで粉砕して粉にしたりしたけど、それは、砂かけられた(笑)
おかかをかけると、かろうじて、20g/日 くらいカリカリを食べる。
生でも煮ても焼いても肉や魚は一切食べず。
缶詰・レトルトも、拒否。
時々、ゼリーだけ舐め取る日があっても、固形部分は、拒否。
パテ状のものは、匂っただけで、まわれ右。
で、フードジプシー開始。
第一の目標は、とにかく食べることを思い出してもらうこと。でした。(゚ーÅ)
まず、最初に試したのが、 【ビューティキャットプレミアム】
コロシ文句
● 「食べて健康になる」がコンセプトの、プライベートブランドの低脂肪自然派フード
● ネコちゃんの舌にからみやすいドーナツ型。コーンフラワーでふっくらおいしい!
● 新鮮さ重視の国産原料。(人間食用使用/皮・骨・内臓不使用)
● セルロース配合(毛玉ケア)/F.L.U.T.Dに配慮
● 合成着色料・合成保存料 不使用/総合栄養食
● サプリメントイン
これについては、前述の通り、
シニア食が、ロ-カロリー食と一緒になってるため、休止中。
痩せちゃあ困るの (;´∀`)
悪いフードじゃないのだろうが、
原材料の中に、甜々の体質に合わないのでは?
と、疑われてるものが入ってたため、
さらに、様子見ながらの使用へ移行。
上と同時に、発注したのが、【イノーバ エボ キャット&キツン】
一種類だけじゃ心もとないから、と、お店の中をウロついてたら、
安売り見付けて即購入(笑)
コロシ文句
● 穀物不使用・低炭水化物
● 生肉・骨付き肉 使用
● 天然のビタミン・ミネラル・微量栄養素
● 香料、合成保存料、着色料 無添加
● 総合栄養食
結論から云うと、コレ、食べたのです。
たくさんあるから、安売りだったからと、
惜し気もなく、おくちに入れやすいように、じゃんじゃん皿に盛り、
残したら即廃棄。
…全部で、半分以上捨てたかも(ノ_-。) もったいない…
常に新しいものを与えたところ、じわじわと量を増やして行った。
炭水化物や、食物繊維が少ない分、栄養価が高く、
あまり量を食べない日でも体重維持が出来、体重の減少も収まった。
しかも、これ食べはじめたら、下剤なしでも2日に一度とはいえ、
便通にリズムが回復し始めたではあ~りませんか!!!!ヽ(゚◇゚ )ノ
飼い主的な好みをいうと、原材料等の考え方は、ほぼ理想。
植物性タンパク質を使ってないのも、気に入った。
いきなり、満塁ホームラン?!(≧▽≦)彡☆
…と、思いきや。
あ~ご~に~き~び~!
これの写真は、ほじった跡
このニキビ、2回出て、その後、軽く化膿して腫れて、今もハゲが残ってる
反対側にも、もう1個出来た。
もう、この際、アゴニキビくらいいーじゃんか!
と、言いたいとこだが、
実はこのエサ。
粗タンパクが50%以上もあるんだわ!(^▽^;)
それって腎臓的にはどうなんだ?
高いタンパク食は、腎機能に負担を強いたりしないのか?
タンパク質量多くても 『良質なタンパク質なら問題ない』 と、云う人もいるけどさ。
じゃあさ。そもそも、良質なタンパク質ってなんなのさ?!
そういうところが、猫のゴハンについて調べてるうちに、ストレスになる。
「良質じゃないタンパク質」って、話の流れによって、2種類あるんだもん=3
ひとつは、老廃物の発生しやすいタンパク質。
タンパク質が代謝する時、その老廃物が腎臓の糸状体に詰まって、腎機能が低下する。
猫は、運動のためのエネルギーとしてもタンパク質を利用するので、
タンパク質の老廃物が出来やすい。
なので、どうしても、年齢とともに腎機能が低下するとかなんとか、
甜々が子猫の頃(12年前)に読んだ、うろ覚えの話…(ノ_-。) ゴメン…
最新の情報を探したけど、イマイチわからん。
「腎機能が低下してる猫ちゃんは」、低タンパク食にせねばならん。
との記述は、いくらでも出る。それは、私にもわかる。
そんじゃあ、前期高齢猫とはいえ、
5月の血液検査上、腎機能の数値が正常範囲内な甜々は、
コレ食ってても、問題ないのか?
いや。
タンパク質そのものじゃなくて、リンの含有量の問題だとか、
リン:カリウム:ナトリウムのバランスの問題だとか、
そんな話もありますねぇ。
ちなみにみんな大好き鳥のササミは、
「リンの含有量が多いので、あまり食わせない方が良い」んだそうな Σ(・ω・ノ)ノ!ホワッツ?!
個人的には、、
消化吸収、および代謝って部分では、植物性のタンパク質って、どうなのさ?と、思う。
大豆タンパク、ブルテン、コーングルテンミール、とか。
人間にとって「大豆タンパクは、体に良い」なら、
動物性タンパク質と、植物性タンパク質には、おのずと違いがあるはずだ。
肉食動物である猫にとって、その辺一体、どうなのよ。
よくわからんまま、私は、植物性原料の率が高いフードには、ちょっと抵抗あるんだわ。
もうひとつは、俗に言う「副産物」。
その中でも、ヒヅメ、体毛、角、くちばし、のような、
消化出来ないタンパク質が、フードに紛れ込んでるという、
黒いウワサ の中で使われるケース。ウワサです。ウワサ。ウワサ。
もしも、そういうフードがあれば、その場合「粗タンパク 30% 」と、表記されてても、
消化吸収されない以上、実際の有効なタンパク質量は、表記のそれを下回る。
両者は、一体イコールなのか?
でも、吸収されないなら、低タンパク症にはなるかもしれんが、
摂取した事による害は、むしろ無くないか?
でもなー。
メラミン(代謝出来ない窒素化合物)は、吸収されやがったしなぁ???σ(^_^;)
こういう 「質の悪い」、みたいな、
内容のハッキリしない、煽情的な単語が飛び交うのが、
犬猫飼料に関する情報だった。
現状を疑い、常に再検証を図るのは、科学の進歩のために必要なことだ。
だけど、それを聞いて、フードの「質」を疑うのなら、
同時に、その情報ソースも、
自分で直接見てない以上、同じだけの力で、疑ってみる。
今週は涼しいので、朝はまた、カゴ盛り(笑)
閑話休題。
とりあえず、そこんとこハッキリしてくれないと、
これを12歳の猫に長期に渡って常食させるのは、ちと抵抗がある。
暫定措置として、他のフードと混ぜて薄めたらどうか、と、
残ってたヒルズ・ロイカナ・1stチョイスのシニアをまぜた途端に、
ハンスト突入 il||li _| ̄|○ il||li
それに、やっぱり、1メーカーに限定するのは、ちょっと嫌。
だいたい、このフード。
安売りだったから良いものの、普段はめっちゃ高価なんだよぉっ!(T▽T)
間違いなく良いフードだと思う。
体質に合う、合わないは、あると思うが、甜々には、合った。
2月以降、とにかく、まず 「食べる」ことを思い出すために、とても活躍してくれた。
便通も促してくれた。
そういう部分では、とても感謝してる。
でもね!
やっぱり、ちょっと不安~~~!(T△T)
てなわけで、新たなフードを探しに船出。
ちなみに『食べた』とゆーのは、おかかかけて食べたと云う意味。
3月~4月にかけて、おかか無しでは、まだ、なにも食べなかったのだ。
つづく~。