値上げ
今月から毎朝通っている喫茶店のコーヒー代が値上げされた。
特に珍しいことではない。
先月だったかドトールも値上げしているし、
ガソリン代にいたっては驚くほど上がってしまっている。
最近気になることが2つある。
今話題に出したエネルギーと食糧だ。
どちらも日本にとってのアキレス腱である。
エネルギーは言わずと知れた日本は少資源国家であり、石油、天然ガスなどの天然資源はほとんど輸入に頼っている。
また、食糧自給率も30%で先進国で最低水準である。
この2つの不足、値上がりによるインフレ、はたまたスタグフレーションは待ったなしになってきた。
インフレによって物の値段はどんどん上がっていくが所得はいっこうに上がらない。
そして貯蓄をしていても低金利なため利息はすずめの涙ほどしかつかず、
インフレによる貨幣価値の下落により目減りしていくばかり。
今の時代にどう生き抜いていけばいいのだろうか。
その1つとして貯蓄をやめて投資すること。
日本人はリスク資産を嫌い極度に貯蓄志向が強い。
しかし、世界的に見て円という通貨1種類を貯蓄という手段のみで持っておくというのは、
よりリスクを高くしているのである。
先ほども言ったようにインフレにより金利以上に貨幣の価値が下がれば貯蓄総額は増えていても、
実質は資産が目減りしたのと同じことになる。
具体的に言うと、
今100万円を貯金していたとする。
定期預金で1年で0.2%の金利がつく。(簡単にするため税金は考慮しない)
そうすると1年後資産は100万円の0.2%。すなわち2000円増え、1002000円になる。
一方物価上昇率が1%だったとする。
物価上昇率が1%ということは100万円のものが101万円になるということである。
そうすると今100万円のものは自分の資産で買うことができるが、
1年後には自分の資産は1002000円しかなく、一方ものは101万円になっているので、
自分の資産では買えなくなっているということである。
実質的に資産が目減りしているのである。
実際に例えばガソリン代は1ヶ月で150円ぐらいから170円ほどと約13%値上がりしている。
半年に1回どころではないが仮に半年に1回これぐらい値上がりしたとして値上がり率は年26%。
あなたはこれ以上の金利のつく商品に投資をしないと資産が目減りしていくということのなのである。
ガソリン代は極端な例であるが、食料品を初めとしてほとんどの商品は今年に入って値上げされた。
値上がり率は少なく見積もっても2%は行っているだろう。
果たしてあなたの資産は年間2%以上の金利を稼いでいるだろうか。
もしノーであるならば、至急自分の資産を見直したほうが良い。
われわれ日本人はバブル崩壊後長らくデフレ時代に身をおいてきた。
デフレ時代は物の値段が下がり、相対的に貨幣の価値が上がっていったので、
たとえ金利がほとんどつかなくても実質的に資産の目減りはなかった。
今年に入って状況は明らかに変化している。
手遅れにならないうちに資産の見直しをおすすめする。